登山の運転でスピード違反で捕まった話!合計で約12.5万円

突然ですが今回は昔話をしてみようと思います。

私はもともと関西に住んでいて、車であちこちの山を登りに行っていました。今回はそんな、登山の運転でのハプニングの話をしてみたいと思います。登山のアプローチの運転中にスピード違反を2度ほどやってしまったことがあり、その時の話をしたいと思います。昔の話なので、記憶もあいまいなので参考程度に読んでもらえればと思います。

やまにちは!まっつんです。ツイッターYoutubeもやってます。

IMGP5466

関西から徹夜で運転して長野に通う日々

自分は登山を始めた最初のころは関西から日本アルプスを登るために自動車を運転していました。
2年目の冬ごろに関西から長野県へ移住しているのですが(少しYoutubeの動画でもお話ししています→こちら)それまでは、長野の日本アルプスへ毎週通っていて、大変ハードだったように思います。

正直登山よりも運転のほうが幾分も危険だったと思います。週末に登山をするために、金曜日の仕事後に大阪駅などで仲間後合流しピックアップ、その後徹夜で運転して目的の登山口へ。山域にもよりますが大阪~中央道(場合によっては北陸道)を走って登山口まで4時間半~6時間くらいのことが多かったです。
人を集めて乗り合わせていくのは交通費を少しでも安くするため。みんながみんな車を持っているわけではないので、車を持っている人同士は特に仲良かったりして、交代で車を出したりしていました。

オービスを光らせた日

八ヶ岳で一泊の登山をした帰り道。中央自動車道を使って名古屋へ南下していた際にそれは起こりました。いつも走る恵那山トンネルを抜けた後の下り坂があると思います。
そこを走っているとピカッ!と真っ赤な激しい光が左手側で光ったのです。

その時やってしまった、とすぐにわかりました。と同時に気のせいであってほしいと思いました…

恵那山トンネルは「恵那山」のどてっぱらを貫く全長8000mを超える長大なトンネルで、退屈で眠たくなるトンネルです。確かそのトンネルを抜けてしばらく下り坂になっているのですが、そこにオービスがあるのです。もちろんそこにオービスがあることは知っていました。何せ毎週走る中央道です。ではこの時はなぜやってしまったのでしょうか…

疲れてほぼ気絶しかけていた

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、関西から長野に毎週通っていたころは、運転はかなり命がけだったと思います。主に眠気との闘いです。

もちろん人を乗せているときは気を張っていましたが、同乗者が全員眠ってしまっている時や、単独で行くときなど、とにかく話し相手がいないとかなりきついです。さすがにヤバいときはパーキングで仮眠をとったりしますが、一瞬意識を失って気が付いたらコーナーの先にいた、なんてこともありました。

運転も含めて登山だろうが、と言われればそれはそうなのですが、良く事故せずにいられたなと思います。と同時に長距離運転のプロドライバーの人たちを尊敬します。

オービスが光ったときの状況

オービスを光らせたときもほとんど何も考えていませんでした。私は大型のスポーツバイクに乗っていたせいで、スピードにかなり慣れているのと、車も馬力のあるモデルに乗っているので、スピードメーターを見ていないとあっという間にスピード違反になってしまいます。当時もなんとなくぼんやりと運転していて、気が付いたらオービスが光っていました。



広告<まっつんの山道具ショップ>

オービスが光ってからどうなったの?

オービスが光ってから、まあやっちゃったなって感じでとにかくネットで色々調べましたがハガキが届くとのこと。
オービスが光ったときに実は写真撮影されているのですが、その写真に「運転者の顔」が特定できるレベルで撮影されていること「車のナンバー」がはっきり写っていることが大事なようです。これらがそろって初めて警察から「出頭のはがき」が届く可能性が出てきます。逆に言えばオービス回避するためには本人と特定できないように顔を隠しておくと効果があるかもしれません。例えばマスクとサングラスやフルフェイスヘルメットやサンバイザーで顔を隠すなど。あとナンバープレートに被せ物が禁止な理由はここにありそうですね。

私がとられた写真は夜間でしたがかなりよく映っていました。

オービスを光らせてもハガキが届かないこともあるようで、祈っていましたが、1週間もせずに数日で自宅へハガキが届いてしまいました。絶望的な気分でした。ハガキの内容はオービスの設置されている場所の管轄の警察署へ出頭依頼でした。

出頭すると調書?みたいなのをとられた

出頭先は長野県内の警察署で、私は当時関西に住んでいました。遠方で出頭が厳しい場合は近くの警察署で手続することも可能なそうですが、自分は登山でしょっちゅう長野県に行っていましたので、そのついでに行くことにしました。

正直この辺のことはあまり覚えていないのですが、警察署に行くと取り調べみたいな感じで、その時の情報を質問されながらオジサンが手書きでメモしていました。
調書?はなんだか昔のプロフィール帳みたいな穴埋め式の紙でした。

プロフィール帳みたいというのはこんな感じです。

私[ 氏名 ]は[ ]月[ ]日[ ]に高速道路にて[ ]という理由で、運転中に[        ]km/hの速度で… (略)

みたいな。
しかもそれを鉛筆で手書きしていて、読み上げながら質問されました。めちゃくちゃ辛気臭くて結構イライラしました。システム開発が仕事の私的には「なんだこの原始的なやり方は。さっさと効率化してこのおっさんに別の仕事させてやれよ」と終始腹が立っていました。悪いことしたのは私なので、当たってはダメです。
そのあと、その手書きの調書?を別のおばさんに渡して、別のおばさんがそれをパソコンに打ち込んで、それを紙に印刷して、またオジサンが私の前にきて丁寧に音読してくれました。

このやり取りでは主に「スピード違反した当時運転をしていたのは私か?」ということの確認でした。めちゃくちゃ長く時間を取られましたが。。

簡易裁判所への出頭~免停講習。併せて9.5万円くらい払った

簡易裁判所への呼び出し

その後の流れももはやあやふやなのですが、関西の地元で簡易裁判所に呼び出されました。で、また写真を見せられて質問されます。

質問者
この運転手はあなたですか?認めますか?(オービス作動時に撮影された私の写真を見せながら)
自分
うーん、(どう見ても私だけど)認めなかったらどうなりますか?
質問者
裁判になります。お金も時間も無駄だと思いますけど。
自分
はあ・・・

その場で罰金を払った気がします。はっきり覚えていませんが、7万円くらいは払った気がします。

そして免許停止になるので、免停講習に行く必要がありました。

免停講習のため講習会場へ

今回の違反によって免停になってしまします。免許停止になると期間が明けるまで運転できませんが、免停講習を受けることでその期間を短縮することができます。例えば免許停止処分期間が30日だとして講習を受けることで1日や2日に短縮することができます。

ただし、この講習を受けた日は講習が終わったときから終日「免許停止」ということらしく、免停講習のセンターへ車で行ってはならないとのことでした。はっきり覚えていませんが2万5千円くらい払った気がします。
講習内容はあまり覚えていませんが、ビデオを見たり、適性検査を受けたり。明暗順応のテストなんかもありました。

免停講習も平日しか実施されないので有給休暇を取得しなければならず、職場で「免停講習に行きます・・・・」と伝えるのが恥ずかしかったです。

また「1年以内に再度スピード違反をすると、あなたは免許取り消しになります」と脅されたのを覚えています。
違反の点数は1年間の無違反でリセットされるのですが、そのリセットまでに再度加点が許されない状況でした。ちなみに免許を取ってから初めての違反で他に加点などはありませんでした。

その後ちょうど1年と数日後に再度スピード違反で捕まった

そしてなんと私はぴったり1年経過したその3日後に再度高速道路でスピード違反で捕まってしまうのです。ただ、間一髪で再度の違反があと3日早ければおそらく私は免許取り消しとなっていたのでしょう。

この時は、富士山に行く途中でした。秋だったのですが、なんとなく富士山に歩きに行こうと思い立ってドライブしていました。この時は関西から長野県へ移住していて、長野から富士山の登山口へ深夜に一人で運転していました。追い越し車線へ出て、少し追い越しすると、なんと覆面パトカーが後ろから突然出てきました。それでサービスエリアへ案内されました。

今回の罰金は3万5千円

今回も正直眠くて適当に流し運転していたところ、うっかり捕まってしまいました。この時は後から郵便局に反則金を納金しに行くことになりました。3万5千円だったことをよくおぼえています。

しかし少し不思議だったのが、以前の違反では違反スピードについてすごく言われたのに今回は違反スピードを何度聞いても明確に教えてくれなかったのです。もしかして違反していなかったのではないかと今になって思ったりしました。ふつうは覆面パトカーはパトランプを付けて計測をしながらしばらく追従してくると思うのですが、この時はそのような様子もなかったので不思議でした(レーザー測定だったのでしょうか)。

この時は中央道の甲府あたりで捕まりましたが、この辺は取り締まりがかなり厳しいようで注意したほうが良さそうです。実は富士山を登るのにスバルラインを走るとお金がかかるのでわざわざケチって0合目から歩く予定だったのですが、その分無意識に車を飛ばしていたようで、本当に悲しい赤字でした。当時は本当にお金が無くて、この違反が無ければ装備も買えたのに…なんて嘆いていました。自業自得です。

違反したくないのでアクセルを踏まないことにした

さて、私は別に違反したいと思ったり暴走を故意にやっているわけでなく、気付いたらスピードが出すぎていることが多いので最近は高速道路では自分でアクセルを踏まないことにしました。
クルーズコントロールで速度をたとえば「100km」にして固定してアクセルには一切足を置きません。そうでもしないと気付かないうちにまたたくさん違反してしまうと思います。

まとめ

そんなこんなで私は人生で2度スピード違反で捕まっており、合計で12.5万円ほどの罰則金を支払っています。自業自得なのですが、とてももったいないことですよね…。バイクの時はあれだけ飛ばしていたのに1度も捕まらなかったのに、車になってからこれほど捕まるのはなぜでしょうか…(もちろん法定速度内です)。とても不思議です。

あと豆知識ですが、バイクはヘルメットをしていることと、前方にナンバープレートがないのでオービスを光らせても捕まらないようです。

正直、今日の車は昔と違って高速安定性は非常に向上しているし、車自体の馬力も大きくなっているので高速道路の制限速度はそういった技術進歩に合わせてもう少し変動させるべきなのでは?というのが私の自論です。

またオービスは基本的に設置場所に近づくと看板で掲示されているのでそれさえ見落とさなければやってしまうことはないはずです。スマホのアプリの「オービス」というアプリでもオービスの設置個所を通知してくれます。覆面パトカーでは追尾計測の場合、計測中はパトランプを付けているはずです。後ろをしっかり見ていれば追従式には気付くことができます。レーダーの時は難しいですが。。

私はもちろん安全第一で運転しております。今回は高い登山になったなーなんて悲しい気持ちになった、そんな思い出話でした。

安全第一で行きましょう!あと私はいたって安全運転思考でスピード違反以外はしたことはありません。スピード違反は”うっかり”なので気を付けます。自分を正当化しようとは一切思いません。