山でスマホの電波圏内を広げる!デュアルsimについて【格安sim】

今回は登山とデュアルsimについてお話ししたいと思います。

登山をしていると電波が入らない!

あれ、一緒にいる人のスマホは圏内なのに…なんでやねん!てことはありませんか?

docomo,au,softbank、電波のカバー率は街中では差がありませんが山や田舎では意外と差があります。
どこどこ尾根ではauだけが、どっかの小屋ではdocomoだけが、あそこのジャンクション以降はどちらだけが電波が通じる…なんてことはよくあります。

やまにちは!まっつんです。ツイッターYoutubeもやってます。

山での電波は入るに越したことはありませんし、最新の天気予報や山の状況、緊急連絡の手段としても重要です。電波が入っていれば下界と繋がっているし万が一にも備えられます。
(夜寝られない時の暇つぶしにも)

そこで、複数のキャリアと契約して物理的に圏内の範囲を増やすことができるのが、複数simでスマホを運用すること。
よく言われるデュアルSim(二つ(デュアル)のsim)なのです。

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デュアルSimってなに?docomoもauも使える!

デュアルSimとは2つの電波回線と契約を行い、Simカードを2つ使ってスマートフォンを運用することです。
ちなみに3つのsimを使えばトリプルSimです。

デュアルSimのメリットは?

ではデュアルSimやトリプルSimのメリットは単純に端末の「電波カバー範囲が増える」です。

docomoしかつながらないエリア、auしかつながらないエリア、山ではよくありますよね。
でもdocomoもauも契約していれば、どちらの電波も接続することができるので強いです。

それに、どちらかが電波が弱くて強いなんて時にも両方あると有利な方を使うことができます。

デュアルSimのデメリットは?

回線契約や設定など少し面倒なことはありますが、それはおいておいて…

一番のデメリットはスマホのバッテリーの持ちが少し悪くなるという問題があります。
体感的に日常的にも少し減りが早くなっていると感じます。

また、山で使っているとデュアルsimのどちらか一方の電波が悪くなるようなシチュエーションがあって、その際に気付かずにいるとバッテリーはどんどん減っていきます。

実際にデュアルSimにするとどんな風になるの?

実際には二つの電波状態が表示されるようになります。

私のスマホはメイン回線がdocomo系、補助としてauを使っていますので、この場合だと上側に表示されている4本受信しているほうがdocomo、auは下の2本となっています。

街中ですがこのように差が出る場合もあります。

実際にどんな契約して使っているか

では実際に私がどのようにデュアルSim運用しているが具体的にお話ししたいと思います。
あくまで興味ある人は参考程度にしてください。

端末は?

iPhone12 (Pro)を使っています。

docomo系のキャリアとしてocnモバイルを「物理Sim」で、
au系のキャリアとしてpovoを「eSim」で、

それぞれ契約して運用しています(金額、実際の契約内容は後述で表にまとめています)。

物理SimとeSimって?

simというのは契約者情報が記録されており、これを電話番号と結びつけることで通信/通話ができるようになっています。

この情報は物理的なSimカードであっても電子情報であっても良いのです。
物理simは従来通り端末に物理カードを刺して使うタイプのsimです。
esimとは電子データなので契約時に設定ファイルなどを使ってスマートフォンに設定することで物理simと同じように電波をつかめるようにります。

端末によってデュアルSimをする方法は変わる

iPhone12では物理Simのスロットル(差し込み口)は1か所しかありません。なので物理SimのみでデュアルSimにするのは不可能ということになります。

ただ、eSimに対応していますので、1つの回線は物理simで、もう1つはeSimで、ということをすれば2つのSimを使う状態になり、で2回線につなぐことが可能です。

デュアルSim活用で通信料を最低限にすることも可能

日本もSim契約して、固定費(月額料金)上がるんじゃないの?
と思われるかもしれません。

でも意外とそうでもなく、戦略次第です。

私が実際どんな風にやっているかをご紹介しておきます。

回線 simのタイプ 料金形態
ocnモバイル (docomo回線) 物理Sim 月6.0GB 高速 基本料金1,200円(税込1,320円)
povo (au回線) eSim  トッピングなし(通話料加算) 基本料金0円(通話料加算)

格安simプランを利用して、基本料金月額1320円となっています。
通話をする月は多少通話料金がかかりますが、しないことのほうが多いので加算式は電話しない人におすすめです。

このように電話はほとんどしないけど、電話番号が必要という人には基本料金のないpovoのプランは大変ありがたいんですよね。

山では電波が入るだけで心強い!天候が不安定な時期なんかは特に戦略を立てるのにも大事ですよね。

皆さんも検討してみてはいかがでしょうか!