秋と言えば紅葉?いや金色のススキでしょ!
晴れた秋の休日には紅葉を見に行きますか?いいえ、ススキを見に行きましょう。
今回は兵庫県の砥峰高原へ行ってきました。元々奈良県の「曽爾高原」のススキを見に行く予定だったのですが、どうやら曽爾高原のすすき平原は少し具合が良くないらしく、兵庫県の砥峰高原へ向かったのですが、何とも素晴らしく美しい光景の中、ハイキングも楽しめ、大満足です。
今回は目的地のほぼ近くまで高速道路、自動車道を利用して向かったので、下道は本当に高原付近のみの走行となりました。
曽爾村のススキ情報については以下より
曽爾のススキがピンチ! 読売新聞サイト「YOMIURI ONLINE」
さて、今回から写真をFlickrからの埋め込みにしてみました。理由は画像をより高解像度で掲載したいなと考えたためです。殆どの画像をクリックするとFlickrの画像ページにリンクしており、より高解像度でご覧頂けます。
今回のツーリングルート
今回は大阪より高速・有料自動車道にて近畿自動車道→中国自動車道→播但連絡道路で「神崎南IC」で下道へおり、「こっとん亭」にて食事をとってから「砥峰高原」へ向かいました。
今回はツーリングルートの地図をgoogleMapの埋め込みのものを使ってみました。こちらの方が拡大等も出来て便利だと思ったためです。
今回の目的地
- こっとん亭
- 砥峰高原
今回の走行距離
全体で約300キロ程度です。高速道路が多かったので疲労感はほぼありませんでしたが、帰りに8キロの渋滞に巻き込まれたのが大変でした。
今回の出費
- ガソリン代 4700円
- 高速料金往復 4040円
- 食事一回 1500円
合計 10,240円
紅葉する山間を走り食事処「こっとん亭」へ
山深き田舎道と色付く木々
兵庫県の姫路から北に進んだ、「兵庫県神崎郡」に砥峰高原はあります。自動車道をおりてからは山間の道と田舎の風景を眺めながらとことこ走れます。
水車のある穏やかな雰囲気の食事処「こっとん亭」
少し進むと田舎道沿いに水車が見えてきます。その敷地内に「こっとん亭」もありました。
麦とろ御前を頂きました。普段あまり食べない麦飯の香りととろろのほのかな甘みがマッチしていました。サラダバーもついていて、結構お得な感じです。料金は1500円でした。
あと、セットでついて来たデザートのプリンがもの凄く美味しくて、もっと食べたくなりました。また付近には桜並木があり、春は桜がきれいなのだと思います。また春にお邪魔したいですね。
砥峰高原へ
紅葉有り、ダム有り、きれいな路面でワインディングを楽しむ
こっとん亭のお母さんに道を伺った所、一度駅の方へもどって県道414号線沿いに北上して行った方が良いとのことで、その通りに少し引き返すことに。
県道414号沿いに北上して行くと、「砥峰高原」への標識が左手に見えてくるので、案内に従います。ここからまるで有料のドライブウェイのようにきれいな路面のワインディングを楽しむことができます。
きれいな路面ときれいな景色で心が躍る!どんどん山道を駆け上って行きます。
途中でダムも見ることが出来ます。私は結構ダムを見るのが好きなので、嬉しいルートとなりました。
ススキの大海原「砥峰高原」に到着!
ついに到着しました!「砥峰高原」は「とのみねこうげん」と読みます。最初どう読むのか分からなかったので補足。
本当に金色なんです。ここからはバイクを降りて遊歩道をハイキングすることになります。何とも美しくこんなにススキが群生する光景は普段あまり見れる物ではありませんので新鮮な気分です。
ちなみにこれらのススキの平原は人工的に保たれた物です。年に一度この辺りの山を焼くことで、木々の侵食を防ぎ、毎年ススキのみが生育できる環境を保っているそうです。
背の丈ほどもあるススキの間を歩く
この辺りの山は多くがハイキングコースで繋がっているようでしたが、今回は体力的にも砥峰高原周囲のみ歩きました。休憩したり、写真を撮影したりとゆっくりしていたので1時間半程度歩いたと思います。距離は定かではありませんが3キロ程度ではないでしょうか。
結構な下り坂、上り坂もあり、それに加えてススキなどの草の絨毯でできた足下は滑りやすいです。トレッキングシューズとまでは行かずとも滑りにくいクツがあると良いと思います。
途中の道から別の山に向かう連絡路もあり、本格的にハイキングも楽しめそうです。
砥峰高原の写真アルバムを作ってみました
Flickrの方に今回の砥峰高原で取った写真のアルバムを作成してみたので、良ければご覧ください。
Flickr 砥峰高原の写真アルバム
砥峰高原より峰山高原方面へ、金色のススキ道を走る
ここから、峰山の方面を経由して帰ることで、山中でもススキに囲まれた道を走ることが出来ます。ルート的には上記のGoogleMap中のC地点、D地点の辺りです。道路もきれいに舗装されており、地図上は路線番号もついていないので危なそうに見えますが、おすすめです。
絶景独り占めスポットです!
ただ、野生動物のフンを何度か発見したので、時期によっては注意が必要かもしれません。
高速を使って帰宅
砥峰高原について
後は高速道路にて帰路につきました。今回のツーリングレポートは以上になります。砥峰高原はツーリングと言うよりも自分の足で歩くことがメインでしたが、秋を感じられる素晴らしいスポットでした。
車で家族や、恋人と行くにもおすすめのスポットだと思います。来年もまた来ようと思います。
また春もこの付近は桜が美しいようですし、季節によってはホタルのお祭りも開催されているようです。夏などは、緑の平原になるようです。
様々な作品の舞台となった砥峰高原
さらに、砥峰高原は様々なドラマや映画の撮影地に抜擢されたこともあるようです。一例を挙げると「ノルゥエイの森」「平清盛」など。
それらの作品をご覧になっていればよりいっそう楽しめるかもしれません。
ノルウェイの森のPVを見てみると、確かに青々とした砥峰高原と思われる映像が目に入ります。
ハイキングに行くと、すれ違う人と挨拶を交わすんですけど、一人で来ている人はいなかったから、ちょっと恥ずかしかったです。駐車場でバイクのスタンドが土にめり込んでコケかけました。かまぼこ板は常時持ってないといけませんね