丹後半島一周して、大山・蒜山高原へ行ってきました!2泊3日です
2016年のゴールデンウィークを利用して、念願だった丹後半島一周とそのまま海沿いで鳥取を目指すと言うルートで旅行へ行ってきました。その時のレポートです。
実は今回の旅はYZF-R6でソロツーリングを行う予定で立てていた計画だったのですが、当日になってバイクの調子が悪く、車で出かけたのでした・・。ただ、ルートはバイクで走ったら最高に気持ちの良い道をチョイスしています。海沿いの道、山の道、と最高に気持ちの良い道だっただけに、バイクで行けなかったことが悔やまれますが、景色は最高だったので、よしとします!
そんな旅レポートになります。バイクで出かけた場合は大山周りの道を一周する予定だったのですが、今回は登山に挑戦しています。
今回のルート
出発は大阪に設定しています。ついに丹後半島から海沿いで鳥取へ行くことができました。
今回の目的地
- 天橋立ワイナリー(図中A)
- 道の駅舟屋(図中C)
- 丹後半島先端の経ヶ岬(図中D)
- はしうど荘(入浴)(図中E)
- はまや旅館(宿泊)(図中F)
- 大山(図中G)
- ホテルハーベストイン米子(宿泊)
- 蒜山ジャージーランド(図中H)
- 蒜山大山スカイライン
ルートの道全体的に田舎道で綺麗で、オススメコースです。今回の旅はゴールデンウィーク真っ只中とあって、道路の渋滞などが心配でしたが、帰路の高速道路以外ではほ渋滞は一切なく、とても快適でした。綺麗な景色や道を独り占めしているみたいで、気分が良かったです笑。
ちなみに、今回の旅が急遽車になったこともあり、連れが一人います。
丹後半島を一周する。最北端の経ヶ岬へ!
近畿の最北端にある丹後半島も絶対一周したいと思っていましたので、今回はついに念願が叶いました。私は能登半島や紀伊半島をバイクで一周していて、岬にはなんとなく思い入れがあります。他には室戸岬などに行きました。
昔から海を見ると旅に来た気分になります。特に日本海は好きです。
道の駅舟屋
道の駅舟屋では海に浮かぶ船用の倉庫(船庫?)を持つ家々が並んだ風景が見れました。
船で漁に出て、それを売ったり食べたりしているのでしょうか。初めて見る光景だったので、不思議でした。家の中にもフジツボがぎっしりいるのかな?と思ったりしました。
この光景を写真に収めんと、やってきた人がたくさん見受けられました。
丹後半島から望む、青い青い日本海
海沿いの道は大好きです。今まで走った中では能登半島の道が一番好きでしたが、丹後半島の道もなかなか素晴らしかったです。
広く青く、どこまでも続く海と空を眺めながら、遠くまで伸びる道を走る。たまりませんね。
ちなみに、目に見えてる水平線って案外距離的に近いって聞いたことがあるんですが、本当ですか?地球の丸さと人の目の限界が関連しているようですが。泳いでいけたりして笑。まあ、到着した頃にはさらに先の水平線が見えててエンドレス?
近畿地方最北端!経ヶ岬灯台へ
ついに近畿最北端に来ました。最南端の潮岬は2度言っていますが、こちらは初めてです。
どちらが遠いか(大阪あたりから)と言われると、潮岬だと思います。直線距離だとそこまで差がないのかもしれませんが、なんせ紀伊半島、大きいですからね・・。というか私が龍神越えだの十津川越えルートで行っているからかもしれませんが。
ちなみに経ヶ岬灯台は、駐車場から灯台までは15分ほど歩く必要があります。ちょっとした山道なので、サンダルとかだと厳しいかもしれません。
はしうど荘で日本海を眺めながら露天風呂
日本海を眺めながら露天風呂に入れると期待して「はしうど荘」で入浴しました。しかし、女風呂は厳重にスダレで覗き防止されてて、海があまり見えなくて残念でした。まあ、覗きがあってはまずいということで、仕方ないと思いますが。
ただ、海の波の音は聞こえてきて、その音を聞きながらお風呂に入るのはなかなか良かったです。
はまや旅館にて宿泊(1泊目)
丹後半島から少し西へ海沿いを進んだところにある、「はまや旅館」にて宿泊しました。海の真横で部屋からは日本海を一望できました。
バイクで行く予定のときに素泊まりで予約していたのですが、急遽夕食ありのプランへの変更と人数追加をお願いしたところ、すぐに対応していただけました。
その結果、こんなに豪華な食事を食べることに笑
バイクツーリングでは走る時間を少しでも稼ぐために、安くて早く食事をすませることが多いので、こういうのは久々でなかなか良かったです。外湯の券もいただきました。このお風呂では、日本海が目の前に見える湯船があるのですが、外からも中からも丸見えでした笑。
鳥取の大山へ
さて、二日目は大山を登りに行きました。大山は標高1729mで登山は結構厳しい部類に入るようです。が、景色はとても良くて、本当に行って良かったと思っています。
大山の周りの道、最高!
大山そのものもとても綺麗だったのですが、大山の周りの道が最高に気持ち良かったのが印象的です。
直線的な道。向かいやや右に見えているうっすらした大きな山が大山です。この道は海側から大山へ向かう道中です。
森の中でもまっすぐな道。なんとなく、富士の樹海を抜けていく道に雰囲気が似ている気がします。
新緑の森の中を気持ち良く走ることができます。バイクで走りたい道ですね。ちなみに、写真に写っているのが今回のお供のストリームたんです。
大山を登山する
この山が大山です。
手前や左側に見えているのはスキー場で、夏はキャンプ場になっていたりするようです。
ちなみに今回は6合目まで登って引き返しました。理由は、宿泊地から大山まで150キロ程度離れていて、大山に到着したのが昼前になってしまったことと、もともと登山する予定でなかったこともあり、装備も用意していなかったためです。
ちなみに6合目は標高1300mくらいです。
夏山登山道へ
夏山登山道を登ります。入り口はこんな感じ。
道は全体的に気の階段状になっているのですが、1段1段がかなりきつい段差になっています。高低差がかなりあり、まさに足でぐんぐん高度を稼ぐイメージです。1合ごとに100mくらい高度が上がっていきます。
登りの道中は余りに辛くて、写真は撮れていません。ちなみに登り始めたのは昼頃でしたが、帰ってこられる方もちらほらいらっしゃいました。
また、途中で、「山岳マラソン」のトレーニングをされている人に出会いました。その人は今日だけで大山を山頂まで3往復し、だいたい行って帰ってくるのに1時間ちょっとだそうです。同じ人間とは思えませんでした笑
6合目まで来るとかなり山が近くなります。なんとなく、まだいけそうな気もしましたが、時間が遅かったので、下りのことを考えてここで引き返すことに。
帰りは夏山登山道でなく、行者コースを歩きました。こちらの道は人が少なく、ずっと大山を眺めることができるので、良かったです。行者コースは夏山登山道よりも距離が伸びますが、斜度が緩やかになります。
行者コースからの大山
でかいって偉大で雄大。山の魅力はそのデカさにもある気がします。
大山の向かいの山が見えます。向かいの山にはスキー場があって、冬になるとその山頂から雪に覆われた大山がそれはそれは美しく見えるそうです。
行者コースから大神山神社へ
行者コースは夏山登山道に比べて人通りが少なく、まったりと歩くことができます。
行者コースの出口は大神山神社へつながっています。出口付近には大きな杉がたくさん集まっています。
この神社から続く石畳の道をずっと歩いていくのですが、この石畳の道、ものすごく長いんです。
日本一長い石畳の参道らしく、その長さはなんと700m。大山登山を終えた足にはゴツゴツ石の長い参道はかなり堪えました笑。
こんな感じで大山登山、6合目までの道のりは終了です。近いうちに、山頂までリベンジしたいと思います。
この日の夜はビジネスホテルでの宿泊ですので割愛
蒜山高原へ
最終日は蒜山高原に行きました。大山からはすぐ近くです。
朝にサービスエリアで、大山ネギラーメンを食べたのですが、なかなか美味しかったです。
特にネギが美味しかったのが印象的です。
蒜山ジャージーランド
蒜山高原ではまずジャージー乳を飲むために、ジャージーランドに行きました。高原というだけあって、風が涼しくとても心地の良い場所でした。
蒜山高原からは3つの蒜山を望むことができます。
遠くの方の小さい茶色いのはジャージー牛です。
見晴らしも良いです。馬に乗れたり、乳搾りをすることができるみたいなので、親子連れが多かったです。
昔、乳搾りをしたことがあるのですが、牛の乳首のブニブニした触感は忘れられませんね。
蒜山大山スカイラインを走る
さて、せっかくなので蒜山大山スカイラインを最後に走ることにしました。このスカイラインも最高に気持ちの良い道路でした。大山や蒜山の近くの道に共通して言えることは、路面状態が良いですね。バイクで走ると路面が悪いってだけで気持ちよさがMAXにならないことがあるのですが、この辺りの道はそう言った心配が無さそうです。
道路脇のパーキングには八重桜が咲いていました。
鬼女台(きめんだい)展望休憩所
このスカイラインの道中にある、鬼女台展望休憩所は景色が素晴らしかったです。蒜山と大山を同時に見ることができます。標高も高く気持ちが良かったです。
大山を裏側から見ることができます。ライダー達は気持ちよさそうに走っています。
いかがだったでしょうか
今回の旅で一番良かった点は晴れていたことですね。どこへ行っても晴れているということは、景色や楽しさを何倍にもしてくれます。海も、山も最高の天気で素晴らしい旅行となりました。また、青空は写真を撮る楽しみをも増幅させてくれますね。
あと、大山を登山して、やはり足腰を鍛えないといけないなと、実感しました・・。まあしょっちゅう実感しているのですが、なかなか鍛える気にはなれませんね笑
今回はバイクで行くことはできませんでしたが、その代わりに山を歩くことができましたので、満足でした。
今回の記事内の写真は一部を除いてSIGMA dp0 Quattroの物です。
鬼女台展望台ってすごい名前ですけど何か恐ろしい由来的な物語がありそうですよね