PCX125のバッテリーが上がった!自分でも簡単にバッテリー交換できる?
冬になると原付のバッテリーの調子が悪くなってくることがあります。私のPCX125も寒いある日、とうとうバッテリーが上がってしまいました。充電してもだめだったため交換することに。
今回はPCX125のバッテリーを自分での激安バッテリー「CTZ-7S」へ交換した時の方法と、激安バッテリーを使って4ヶ月経つ現在のバッテリーの調子についてお話ししようと思います。
本記事を参考にバッテリー交換される場合は、自己責任にてお願い致します。
[tip]2016/1(交換)~2017/8/18(現在)も激安バッテリー「CTZ-7S」は好調に動いています![/tip]超簡単!PCX125のバッテリー交換は自分でできる
バッテリー交換は非常に簡単です。携帯のバッテリーやデジタルカメラのバッテリーを交換したことがありますか?イメージとしてはそれらとほとんど変わりません。古いバッテリーを抜き取って、新しいバッテリーをつけるだけです。
PCXのバッテリー交換に必要なもの
さて、ではバッテリー交換に必要なものを挙げてみます。
- 新しいバッテリー(規格があったもの)
- プラスドライバー
以上です。「新しいバッテリー」についてですが、純正のもの、社外品など様々なものがありますが、「規格」さえあっていれば取り付けることが可能です。ただし、安物は「すぐにダメになった」などのインプレも目にします。
PCX125のバッテリーは「YTZ-7S」互換であれば取り付けられるようです
ドライバはPCXのシート下に標準でセットされている工具袋の中に入っていますので、見当たらなければそれを利用すると良いでしょう。
1800円弱の激安バッテリー「CTZ-7S」を使ってみた
私はとりあえず、アマゾンで最も安かった「CTZ-7S」を選択することにしました。
レビューを見ていると、すぐにダメになったなどの報告もあるようですが、何よりも「1790円」と言う安さに賭けてみることにしました。半分ダメ元で!
届いたバッテリーはこんな感じです。
PS3のコントローラーはサイズ比較用です。結構ずっしりと重たいです。
開封するとこんな感じ。
バッテリー本体と簡単な説明書、そして予備のネジが同梱されています。
結論から言うと、4ヶ月経っても快調に動いているので、問題なかったと思います。まだ4ヶ月なので純正よりも寿命が短い可能性などはありますが、それを加味しても1790円は安すぎだと思うので、まあよかったかなと思っています。
私が購入したものを以下にリンクしておきます。
『バイクパーツセンター』 シールド式 バイクバッテリー 7S 【TZ7 YTZ-7S FTZ-7S 互換】
では早速バッテリ交換していきましょう。
バッテリー交換の手順
作業に取り掛かる前に、バイクのエンジン及び電源はオフにしてキーを抜いておきましょう。感電するかもしれません!
バッテリー交換で注意すべき点は電極(プラスとマイナス)端子を外す順番とつける順番です。あとは、濡れた手で触らないくらいでしょうか。
バッテリー付け外しの電極の順番については私のご紹介したバッテリーをご購入の場合は、説明書にも記載されていますので、ご参照ください。
先にまとめておくと、
取り外しの時の順番
①マイナス端子 → ②プラス端子
取り付け時の順番
①プラス端子 → ②マイナス端子
ちなみに、間違えるとどうなるかは・・・わかりませんので、とりあえず守っておく方が良いでしょう。
①バッテリーの場所を確認
バッテリーはシート下の前部分にセットされています。シートを開けて、場所を確認してください。
下の画像が参考です。
②古いバッテリーを取り外そう
バッテリーの位置が確認できたら、バッテリーケースの蓋を取り外し、古いバッテリーを取り出しましょう。
下の画像の赤い丸の中の矢印のドーナッツの真ん中を強く押すと、バッテリーケースの蓋を止めている樹脂製のビスが外れますので、蓋を取り外せます。
蓋を取り外すと、下の写真のようにバッテリーが横向けに入っています。
バッテリーを固定しているフックの金具を外しましょう。
次に電極端子を取り外します。マイナス端子、プラス端子がそれぞれネジで固定されていますので、ドライバーを使ってネジを外します。取り外す際の順番に気をつけて下さい。
取り外しの時の順番
①マイナス端子 → ②プラス端子
プラス端子側には赤いゴム素材のカバーがかぶさっていますが、これを外してその下のネジを回します(下の画像)。
これで、バッテリーが取り出せる状態になりました。バッテリーを抜きましょう。
これで古いバッテリーの取り出しは完了です。
上の画像左が取り出した古いバッテリーです。右がこれから装着する新しいバッテリーです。
③新しいバッテリーを取り付けよう
あとは、新しいバッテリーを同じように取り付けるだけです。赤いプラス電極を左側になるように、バッテリー本体を挿入します。そして、今度は外すときとは逆に、プラス端子からネジを締めます。
取り付けの時の順番
①プラス端子 → ②マイナス端子
最後に赤いゴム製のカバーをプラス端子にしっかりかぶせたら、バッテリー固定用のフックを元どおりにして、蓋をしましょう。
蓋を閉じるとき、最初に外したビスがやや取り付けにくいです。先に蓋に奥まで差し込んでから、穴に差し込むと良いでしょう。
これで完成です!
どうでしょう。本当に簡単です。
いかがだったでしょうか
これで、1800円弱で全てのバッテリ交換作業が終了です。自分で交換するので、工賃ももちろんなし。突然のバッテリー上がりへの対処としては上々だと思います。
ただし、やはり激安バッテリー。品質に関しては不安が残りますので、また期間が空いてから、状況を追記しようと思います。現時点では、2016年1月ごろに交換して、2016年5月に入ってからも順調に稼動しております。とりあえず4ヶ月間は問題ありませんでした。ただ、レビューを見ていると、当たり外れがあるようですので、半分賭けくらいの気持ちで買った方が良いかもしれません。
激安バッテリーが心配のようでしたら、通販にてもう少し品質の良さそうなバッテリーを購入して、自分で取り付けるのもアリだと思います。ただ、その際には「バッテリーの規格」が異なると取り付けられませんのでご注意ください。
また、PCX125の場合はバッテリーケースのサイズがかなりキツキツのようです。規格が正しくても、所定の位置に入らない!なんてこともあるようですので、レビューを見てPCXのバッテリーケースに収まることをしっかりと確認した方が良いと思います。
私にしては安物買いの銭失いにならなかった珍しい例でした