淡路・四国・しまなみ海道ツーリング!(後半)
さて、無謀にも初心者を2名引き連れた卒業旅行・淡路・四国・しまなみ海道ツーリングも後半に入ります。
この記事は3泊4日のうちの3日目と⒋日目となります。
▶︎前半の記事はこちらになります。
目次 1 卒業旅行は淡路・四国・しまなみ海道ツーリング!(前半)2 今回のツーリングルート3 1日目:淡路〜香川へ4 二…
前半は1日目2日目のツーリングレポートと、ツーリングのルートの詳細を紹介しています。ルートに関しては前半の記事をご参照ください。
後半は晴れで、最高のツーリング日和でした
前半は雨天や曇天が多く、写真をご覧になられたかたも感じられたと思いますが、全体的にどんよりでした。
しかし、後半は幸いにも好天候で、気持ちの良い中、ツーリング終盤を迎えることができました。
また、初心者2名も徐々に走行になれ、次第に自由に走りたいという意思を持ち始めました。そのため、2日目後半あたりから、後半にかけては目的地を指定してある程度のフリー走行区間を設定しました。
ツーリングはみんなで走るのも楽しいですが、やはり自分のペースで走ることが楽しいもので、こう言ったことも味わってもらえてよかったと感じています。
さて、前置きが長くなりましたがツーリングレポート後半戦へ、どうぞ。
3日目:高知から山を越え、愛媛の道後温泉へ
この日は、まず高知から国道194号を利用して山を越え、愛媛の道後温泉を目指します。
山にかかった霧雲(層雲)を眺めながら楽しむワインディング
山に近づくにつれ、霧が広がっています。しかし、濃霧の中を走る感じではなく、霧を外側から見ている感じで、とても綺麗でした。
山道は走りやすく、川沿いのゆったりとしたコーナーです。登っていくと徐々に角度が厳しくなり、楽しいワインディングへと変貌します。また、途中に5キロの直線トンネルがあります。最高速アタックとか、考えないようにね!笑
遠くの山にはまだ雪が積もっています。美しい風景でした。
道後温泉に到着
ジブリの名作アニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったとも言われる道後温泉に入りました。
なんだか、いろいろなコースがあって迷いましたが、霊の湯を選択しました。
道後温泉には男女別に浴槽が2つあり、制限時間ないであればどちらも入ることができるのが霊の湯です。建物の中に入ってみると、千と千尋に出てくるあの湯屋に建物の構造が似ていることがよくわかります。
道後温泉のすぐそば「おいでん家」で昼食を食べる
道後温泉の周りはお土産やさんや食事処が多数ありますが、その中でも最も近い「おいでん家」tというお店で食事をいただきました。料理に関しては、特別に絶品とまではいきませんが普通に美味しく、店内の落ち着いた雰囲気が良かったです。釜飯セットをいただき、価格に関しては曖昧ですが1500円程度だったと思います。
ついにきた!しまなみ海道!
今回のツーリングではいろいろ観光もしたし、綺麗な道の走った、美味しいものも食べました。
しかし、やはりメインイベントはしまなみ海道を走ることだと思っていました。
そのしまなみ海道をついに晴れの中走れる日が来ました。やはりしまなみ海道はバイクで走るのが最高だと思います。
しまなみ海道って?
「しまなみ海道」は四国の愛媛、今治市から本州の広島、尾道を結ぶ距離は59.4kmの自動車専用道路。ちなみに、正式名称は「西瀬戸自動車道」で「しまなみ海道」は公募により決定された愛称。瀬戸内の6つの島を経ています。
ちなみに、歩行者、原付、自転車用の道が設置されていています。
バイク・車だと自動車専用道路を走るしかなく、一瞬で横切ってしまうのが少しもったいなく感じました。今度はどこかで自転車を借りてゆっくり走ってみたいなあと思ったり。
今回は、「しまなみ海道」に加えて、一つ目の「大島」、3つ目の「大三島」、5つ目の「因島」をそれぞれ半周ずつ走りました。
青で線を引いたところが我々が今回走行した道です。時間の都合もあり、すべての島を1周することはできませんでした。上の橋の写真は最初の島へ上陸した直後に撮ったものです。
ちなみに、この日は過去に例を見ないほど四国が霧に覆われており、しまなみ海道を走っている時、雲海の上に島が浮いているように見え、本当に幻想的で美しかったのを覚えています。自動車専用道路なので、途中で停車して写真に収めることができなかったことだけが悔やまれます。
美しい海と、島と、雲の写真。今回のベストショットかもしれません。
しまなみ海道を走っている時は、メットの中でずっと「うぉぉぉお、綺麗すぎるぞお」みたいな感じで叫び続けていた気がします。絶対に、また行きたいですね。
あとは、本当に晴れてよかったです。
広島尾道
尾道「千光寺山荘」にて宿泊
正直今回は尾道はほぼノーマークだったんですが、なかなかに良いところでした。
今回、宿泊したのは「千光寺山荘」。素泊まり6480円とリーズナブルではない価格。しかし、この宿がなかなかに良かった。何が良かったかというと、景色です。
カメラが途中で故障したためiPhoneで夜景を綺麗に撮れず残念ですが、全部屋からこんな景色が拝めます(下の写真)。
そして、朝はこんな感じ(下の写真)。
尾道の街並みが一望でき、おまけに遠くにしまなみ海道の橋が見えます。おまけに千光寺がすぐ近くにあります。
実は、尾道のこともこの宿のことも全く下調べしていなかったのですが、尾道は尾道の市街地からロープウェイで千光寺まで登り、尾道の市街地まで石畳の古い街の道を下りながら観光するものらしいのです。
今回宿泊した「千光寺山荘」はそんな尾道のロープウェイの頂上に位置する山荘だったのです。細くくねくね、そして急な斜度の山荘への続く道を、日が暮れてからバイクで走るのは相当な恐怖体験でした笑
しかし、綺麗な景色を拝めたので良かったと思っています。ただ、これから千光寺山荘へ宿泊を考えられている方は、バイクで行かれる場合、少し心構えしていったほうがいいかもしれません。
また、山の中にあるので周りに食事を食べる施設は当然なく、市街地へ出る必要があります。素泊まりで止まると、また山道を下る必要があるので、宿で食事ありのプランを取られることをお勧めしたいです。ちなみに我々はタクシーで街まで尾道ラーメンを食べに行きました。
朝日を受ける千光寺山荘
尾道ラーメン「たに」
せっかく尾道まできたんだから、ご当地尾道ラーメンをたべなきゃ!
ということでいただいた「たに」さんの尾道ラーメン。ラーメンのみだと580円で、唐揚げをセットで830円でした。安いですね。ラーメンとしては、まあ味はしっかりした濃い醤油ベースで特段美味いというわけではありませんが、背脂による極度の脂感っぽさは面白かったです。
「せっかく尾道まで来たのだから、記念に食べようかな」くらいの気持ちで食べると良いと思います。
4日目:広島、尾道〜帰路へ
いよいよ最終日です。
この日は高速道路を使ってひたすら大阪方面を目指すだけなので、時間的余裕があったので予定してはいませんでしたが尾道を観光することに。
千光寺周辺を散策
先に書きました通り、千光寺山荘付近を散策したり、一度市外に出て、石畳を堪能したりしました。
千光寺の写真は人が写ってるのでありませんが、千光寺からはこんな景色が見れます(上)。
千光寺にて、自分に言われているようで撮った(下)。
千光寺付近は梅が咲いていてきれいでした。(上)
猫も尾道を見下ろす(上)。
尾道の猫の細道を散策
一度市街地へおりて、猫の細道を歩きました。
私は猫が大好きなので、てっきり本物の猫がたくさんいるものと思って喜んで馳せ参じたのですが、実際行ってみると、なんと猫の置物がたくさんある、という道だったのです。
こんな石の猫の置物です(上)。かわいいんですけど、本物の猫が見れなくてがっくりしていましたが・・
ねこがいました!(下)
下から石畳の道を歩いていると、千光寺に近づいていきます。途中の広場で野良猫が大量に集まっていて、近所の人が餌をやっておられました。尾道で、猫には会えますよ!ただ、猫のご飯の時間がいいですね。
尾道の甘味処「昇福亭」で一休み
早朝からうろうろしていた我々は、小腹を満たすために、たまたま見つけた甘味処「昇福亭」へ、10時の開店をまって入りました。
なんだか石畳の雰囲気にあった古風ないでたち。
内装も古民家をそのまま利用した感じで、なんか雰囲気があります。
いただいたわらび餅は、とても美味しかったです。わらび餅ってあまり美味しいものを食べる機会がなかったので、良いものを食べられた感がありました。あと、はっさく大福がとても美味しいので、立ち寄られた際はぜひ食べられることをお勧めしたいです。
さて、今回の旅はいよいよ終わり。尾道ICから高速に乗り、近畿へワープします・・
旅の終わり
さて、高速道路を使って一気に大学まで帰宅し、ここで解散です。今回のツーリングは卒業旅行だったので、学生生活もおわりです笑。ありがとうR6、レンタルバイクの2台。全員無事に帰ってこれたことに感謝。
初心者2名もすっかり初心者を脱し、帰りの高速道路はしっかりと安全速度で走行できていました。致命的なトラブルもなく、帰ってこれ、素敵な景色も美味しいものも、楽しいライディングも堪能できたツーリングとなりました。
ちなみに、この後解散後すぐに土砂降りになり、レンタルバイクの2名は返却の際びしょ濡れになったとのことでした。
▶︎前半の記事はこちらになります。
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四国、淡路、しまなみ海道ツーリングの写真アルバム
Flickrの方に今回の四国ツーリングで取った写真のアルバムを作成してみたので、良ければご覧ください。ただし、写真はブログに載っているものとほぼ同一です。
Flickr 四国ツーリングの写真アルバム
ちなみに自分は晴れ女だと思ってます