デジタル一眼レフカメラを買いました!
以前から写真をとることが好きで、高級コンデジなどに手を出しておりましたが、ついに一眼レフを購入しました。バイクで出かけたり、旅行などで素敵な風景を見るたびに写真を撮っていたのですが、その中でいつも不満がありました。
それは画質と言うよりも、「写せる範囲」に対するものが大きく、例えば「もっとズームできたらなあ・・」とか「もっと広角で撮れたらなあ・・」と思うことが多くありました。これはもうレンズ交換式のカメラを買うしかない!と思い今回の購入に至りました。
今回は初心者なりに写真撮影に関する想いとか、初心者が始めてレンズを買うならなどを考えてみようと思います。
カメラ初心者が一眼レフカメラを購入した理由
「レンズが交換できる」から
これはズバリレンズが交換できるからです。ではなぜレンズ交換が必要か、それは「写せる範囲」を変化させたかったからです。
行く場所や被写体、シチュエーションによって「絵」として切り取る範囲、つまりフレーミングを変えたいと言う私のニーズを満たすものがレンズ交換式のカメラであり、一眼レフカメラであったというわけですね。
私はSigma dp0 Quattroと言う高級コンデジ所有しており、大変気に入っております。しかし、このカメラはレンズ一体型で焦点距離が18mmの固定になります。つまり・・・ものすごく広い風景でしか写真が撮れない!
こんな風にバイクを被写体にして風景を写真に収めたい時にフルサイズ換算で21mm相当のレンズを持つSigma dp0 quattroではとても良くて、満足していたのです。ちなみにこの写真は淡路から明石海峡大橋と日の出を望むツーリングのものです。
もちろん画角のことは理解した上で広くてダイナミックな写真を撮りたいとの想いから買ったカメラでした。フレーミングなんて足を使って近付けばいいし・・、しかし、世の中にはどうしても近付けないシチュエーションがあるんですよね。
そんなことが気になり始めたら撮りたい範囲で写真を撮れないことが歯がゆくて、ついに一眼レフカメラの購入に踏み切ったというわけです。
「今は2度と来ない」から
一眼レフカメラでレンズが交換できると言っても、レンズも結構高価です。高いお金を出してまで一眼レフカメラとレンズを揃えようと思ったきっかけのもう1つは「今は2度と来ない」からです。躊躇していられないんです。この世界のすべての「今」は2度は経験できない、出会えない光景・景色・シチュエーション・被写体でしかないのです。
そんな瞬間を切り取れるのが「カメラ」で逃したくない「今」を確実に、満足いく形で残したい。人生の中の忘れたくない瞬間をせめて生きてる間に何度でも振り返れるように残すために、一眼レフの購入を決心しました。
なんか、厨二病っぽいかもしれませんがこれは本当に私が思っていることです笑
PENTAX K-3 ii カメラは君に決めた!簡単にレビュー
前置きが長くなりましたが、私が購入したのはRICHOイメージングのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 ii」というカメラです。
ASP-Cサイズのセンサーでアマチュアからハイアマチュアクラスのカメラで、作例をネットでひたすら見比べた結果、絵が一番好みだったのでこのカメラにしました。
私はSIGMAの高級コンデジの写真が好きで、その理由は撮れる写真の「シャープさ」です。PENTAXのK-3 iiも同クラスの別会社のカメラと比較しても、特に風景はカリッと映る印象で私の好みでした。また、防水防塵であることも魅力的ですね。
あとは、ボディのデザインです。無骨さ丸出しでかっこいいじゃないですか笑。男のカメラって感じですね。
また、購入して気づいたことは結構コンパクトで女の私の手でもしっかり握れます。重みはそれなりですが、ボディ単体では700g程度でしょうか。
iPhone4Sとサイズ比較してみました。ボタン類の操作も押しやすいです。ボタンの数は背面だけでなく、上部・前面も合わせると結構多くて初めて一眼レフを触る私にとってはやや複雑でしたが、操作は以外と直感的で説明書をしっかり読んで覚えれば、すぐに覚えられるレベルでした。
モニターの発色はまあまあ良くて、見やすいですね。
購入したレンズと作例
一眼レフカメラはボディだけでは写真は撮れませんので、レンズを購入する必要がありますね。始めてカメラを買うんですけど・・どんなレンズを買うのがいいですか><?って質問はとにかくたくさん読みました。
私は不必要なレンズは1本たりとも持ちたくなかったので、使いやすいレンズがボディとセットになっているレンズキットは購入しませんでした。使わなくなりそうだったので・・。
で、私が購入したのは全部で3本です。
- PENTAX リミテッドレンズ HD PENTAX-DA35mmF2.8 Macro Limited(標準マクロ・写真中央)
- SIGMA Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM(高倍率ズーム・写真右ボディに装着)
- PENTAX 望遠ズームレンズ HD PENTAX-DA55-300mmF4-5.8ED(望遠・写真左)
一気に購入したわけではなく、ボディを購入してからだいたい1月でくらいで買い増しました。これ以上はしばらく必要ないかな、といったところです。
私の場合はカメラをどこで使うかを良くイメージしていたのレンズの選択は容易でした。何のためにカメラを買ったのか、何を撮ることが目的なのか、ということからレンズを選ぶと初心者でも失敗しないのかなと思います。
少なくとも今のところは失敗したという感覚はありません笑
それでは、各レンズの用途と簡単な作例をご紹介します。
PENTAX リミテッドレンズ HD PENTAX-DA35mmF2.8 Macro Limited:作例
PENTAXの中にはカメラのレンズにランクがあるらしく、最も質の良い写真を撮れる優等生レンズが「スターレンズ」そして、ややクセがあるものの良い写真が撮れる「リミテッドレンズ」なのだそうです。
標準レンズは綺麗に撮れるもので、パシャパシャとスナップを撮るのに使います。またこのレンズはマクロ撮影も可能なので、普通の単焦点レンズよりはやや幅広い用途に使えるといったところでしょうか。
標準レンズはなくても構わないかな、とも思ったのですが他の2つレンズがサイズが大きすぎて気軽に街中で撮影するのにはちょっと物々しいっていう理由もあります笑。やはりリミテッドレンズだけあって、シャープなだけでなく美しく撮れます。PCで写真を確認するのが一番ワクワクするレンズです。
本当に良く撮れるレンズで、加えて気軽に装着して持ち運べるコンパクトさがとても良いです。ちょっと出かける時から、しっかり写真を撮りたい時まで、使用頻度が高いです。
また、室内での猫撮りもこのレンズで。
SIGMA Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM:作例
このレンズは超高倍率ズームレンズです。広角から望遠まで一本で賄えてしまう、そんな一本です。レンズ交換する暇がない時や、かさばるレンズを持ち運びたくない時に便利です。
私の場合は登山用および旅行用のレンズとしています。ダイナミックに風景を撮影したい時もあり、遠くの生き物を撮影したい時もある、そんなアウトドアに適したレンズだと思います。
ただ広角側で端にやや歪みが目立つことと、レンズ自体がかなり大きく重たいのが難点です。写りに関しては、単焦点や普通のズームレンズと比較すると劣りますが、そこそこ良いと思います。なにせ便利。便利ズームの名に恥じぬ便利さ。
PENTAX 望遠ズームレンズ HD PENTAX-DA55-300mmF4-5.8ED:作例
用途はサーキット撮影用。
一眼レフを購入したら絶対にバイクや車のレースの撮影をしたいと考えていたので、この望遠レンズは一番最初に購入しました。コンデジでは絶対に不可能な撮影で大活躍です。一眼レフを購入して良かったと思える瞬間ですね。レース撮影に関しては絶賛練習中ですが・・・。
こちらの記事でサーキット撮影写真を掲載しています。
また、空港なども撮りに行きたいと思っています。なにせ、乗り物が大好きなので、乗り物撮影用のレンズといったところでしょうか。
ただ、大きなサーキットだと300mmだと望遠が不足にならないかとそれだけが今の心配事です。まあ、ASP-Cなので多少はマシだと思いますが。
遠くの虫などもキレイに撮れます。
Sigma dp0 Quattroさんは超広角担当
広角〜超広角をキレイに撮るにはお気に入りのSigma dp0 Quattroがあるので、レンズを買うつもりはありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。私の場合はカメラがメインの趣味というわけではなく、記録の手段のランクアップといったイメージだったのですが、今ではもっぱら撮影が楽しくて仕方ありません笑
まだまだ練習中なので少しずつでも上達できればと思います。
今後はカメラの記事も少しずつ増やせればいいなと思います。また、旅行の写真など、今までiPhoneで撮ることが多かったので少しはマシになると思います。
下手くそな趣味が増えてゆく・・