重たい!カメラを手ぶらで楽に持ち歩く方法は?
カメラを購入してから、カメラを携帯して外出する頻度が増えました。私、実はカメラを首からぶら下げるのが大嫌いなんです。
首にぴっちりくっついたベルトは鬱陶しいし、夏は蒸れるし、胸元でブラブラするカメラには本当にうんざり。軽いカメラだったら多少の我慢はできますが、一眼レフに望遠レンズなどつけようもんならもう重くて気も滅入るってものです。
山登りやバイクでの移動など活動がメインの中で手ぶらになりたい時のカメラの持ち運びは考えものです。
今回はそんなカメラの持ち運び問題を解決してくれる最高のアイテムに出会ったのでご紹介(レビュー)しようと思います。
個人的に、特に活動的な女性におすすめします。一眼レフを長時間楽に持ち歩くことができます。
便利すぎる!Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート
「Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート」という製品は、リュックのショルダー部分や、ベルトなどにカメラを固定するためのアタッチメントです。
これがもう便利すぎて、このアイテムなしでカメラを持ち運ぶことなんて、今は考えられないくらいの必需品となりました。
どんな感じで持ち運べるの?
基本的に、ベルトなどに挟み込む形でクリップを取り付け、カメラの三脚穴に装着したアタッチメントをクリップに取り付けるというイメージです。
どんな感じかというと装着した様子はこちら。
完全に手ぶらで行動できます。この製品の良いところは、カメラを意識することなく活動できることです。そして、必要な時に、さっと使い、用が済んだらまた気にせず持ち運べます。
もっとラフな格好でも大丈夫。
女性が街にスナップを撮りに行く時などでも腰にカメラを添えて手ぶらで出掛けられます。画像はポーターのショルダーバッグに装着しています。ちょっとポーズとってて恥ずかしいですが・・。ただし、カメラの総重量が1キロを超えてくると、リュック以外だとやや厳しいです。
サーキットで歩き回るようなシチュエーションでもカメラを意識することなく活動できます。
横から見るとこんな感じ。カメラはショルダーに装着した部品に固定されるので、設置位置によっては腕に干渉しますが、そのあたりは調整。女性であれば胸がかなり大きいと胸に干渉するかもしれませんが、普通であれば問題ないでしょう。私は瘦せ型なので大丈夫です。
製品の詳細
製品自体は、クリップ側とアタッチメント側で構成されています。製品の大部分は金属と剛性の高い素材で作られています。小さい割に持つとずっしりしています。1.7キロくらいまでのカメラを装着しましたが、しっかりと支えることが可能です。
説明書は結構不親切でした。まあ、使い方はごくごくシンプルなので特に困りはしませんでしたが。
左側の赤いほうのアタッチメントをカメラの三脚穴にセットします。ネジを締めるには六角レンチが必要ですが、付属しています。
カメラを装着する時は写真のように、クリップに対して赤色のアタッチメントを差し込みます。最後まで差し込まれると、「カチッ」という音がして固定されます。取り外す時は、②の赤色のボタンを押しながら上へスライドさせます。
実際に取り付けてみる
カメラへの装着
それでは、実際に赤色のアタッチメントをカメラに、クリップ側をリュックに装着してみます。
カメラの三脚穴に付属の六角レンチを使って赤色のアタッチメントを取り付けます。
このアタッチメントは六角レンチがないと着脱できないのがやや欠点ですね。ただ、力強く固定しておかないと、登山などではカメラが落下する危険性もありますし、ここはしっかりと固定します。
この状態では、カメラを水平に置くことができなくなります。私がiPhoneで撮っているのが写り込んでいますね笑
リュックへの装着
本体は前後のプレートに分かれており、その間にリュックのショルダーベルトや、他のベルトを通して固定します。前後のプレートは前プレートのネジを手で回すことで、緩めることができます。
上の写真の青色がネジになります。このネジを緩めて片側だけを開くことができます。装着したいベルトの任意の場所でプレートでサンドして、ネジをきつく締めます。
こんな感じで、固定されたら、完成です。あとはカメラをスライドさせて、クリップにセットするだけです。
シャッターチャンスを逃さない!さっと外してさっと撮れる、旅行に必須のカメラアイテム
このアイテムの良いところは先にもお話ししたように、カメラを意識せず持ち運びできることです。首にぶら下げているとあちこちにぶつけるかも、とか首の食い込みが痛い・・とか気になりますけど。キャプチャークリップを使っているとそんなこととは一切無縁となります。
そして、最も魅力的なのは撮りたい時にはすぐに使えることです。
カメラが邪魔だからと言って、リュックにしまってしまうと撮りたい時に撮れません。しかし、このアイテムがあれば、普段は別のことに集中しつつ、写真を撮る時にすぐに構えることができます。
山に登ったりバイクで出かける時も、いつでも肩に装着することができて、本当に便利です。
さっと取り外す
ボタンを押しながら上に引き上げると簡単にカメラを外せます。
かまえる
そしてさっと構え、撮りたいシチュエーションを逃しません。
さっとはめ込む
撮影が済んで、移動する際にはさっと装着して再び手ぶらになることができます。
三脚穴はどうなるの?
アタッチメントを三脚穴に固定することから、三脚穴が潰れてしまうのでは?と思いますが、クリップの裏側に三脚穴が空いており、クリップをリュックから取り外すと三脚へ固定が可能です。
ただ、個人的にはいちいちリュックからクリップを取り外すのは面倒だと思います・・。
この製品のカメラ側のアタッチメントはマンフロット製のRC2 雲台にそのまま装着可能です。私の三脚はこのタイプの雲台だったので、幸いにもそのまま装着することができて非常に便利でした。
この三脚です。
Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレートのメリットとデメリット
さて、私は正直この製品の信者です!声を大にして言います。カメラを持ち歩くことがこんなにも自然にできるなんて、まるで想像していなかったためです。ただこの製品にも良い点と悪い点がありますので、それをご紹介しようと思います。
メリット
メリットに関してはここまででお話ししたことの重複になるかと思います。
- カメラを意識せず持ち運べる
- リュックと組み合わせれば手ぶらで行動できる
- コンデジから一眼レフ(2キロ程度まで)なら楽々装着可能
- 素早くカメラを構えられ、不要な時すぐに取り付けられる
- かなり安定していて、カメラが落ちるような不安感が一切ない
デメリット
デメリットの最たるものは、価格が高価であること。2016年8月8日現在でAmazon価格で10299円です。
私は実際に利用して利便性を理解しているので、もし紛失しても必ず購入しますが、初めて買う人からすればこの価格設定はちょっと躊躇していまいますね。実際私も最初購入するまで、かなり迷いました。
- 価格が高価、付属品もすべて高価
- 何度も使っていると滑りが少しずつ悪くなる
- カメラが重くなると、取り付けているベルトが体に負担をかける
- 六角レンチを忘れた時、困ることがある
模倣品(パッチもん)とどっちを買う?
この製品、価格が高いため模倣品に目が行きがちです。正直自分は購入していないのでなんとも言えないですが、カメラってボディとレンズ合わせたら20万円とかすることもザラです。大事なものをニセモノで支えて、落下でもしたら後悔先に立たず・・と思って私は正規品を購入しました。
最終的にはどちらを買うかは個人の判断だと思いますが、正直ちょっと気になりますね笑
製品へのリンク
「Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート」以外にも、シリーズの製品がいくつか発売されているようです。私は他の製品に関しては、詳しくはわかりません。
今回の記事でご紹介したのは「Peak Design キャプチャープロカメラクリップwith PROプレート」になります。
いかがだったでしょうか
カメラの持ち運びに苦労している、そんなあなたにオススメの商品でした。通販コーナーのおばちゃんバリにオススメしたい商品です笑。
一眼レフやコンデジを購入して、バリバリ外出して撮影しに行きたい、そんな人にオススメします。
最後に、もう1度言います、私はカメラを首から下げるのは、大嫌いです!
ちなみに私はもう1つ買ってリュックの右と左にカメラぶら下げようかと思っていたりします。でもちょっと価格が高いのでなかなか踏み切れないですね・・。
それにしても、私の手首、日焼けが目立ちますね