この記事の目次
[toc]女だってバイクに乗れる!シリーズ記事
- 第1章:バイクってどんな乗り物?編(閲覧中)
- 第2章:ジャンルやメーカーを知ろう編
- 第3章:もっと詳しく知ろう編
- 第4章:免許取得からバイク購入までの流れ編(作成中)
- 第5章:バイクの装備編
- 第6章:ツーリングへ出かけよう編(作成中)
バイクに乗ってみたい!そんな女性のあなたに
バイクは男の乗り物じゃありません!女だって乗れるんです。
バイクに乗ってみたい。でも自分は女だし、力が無いし、周りも反対もあるし・・・。そんな女性の方に向けて、女ライダーとしてバイクに乗り出すの最後の一押しをさせて頂きます!
今回の記事は<導入編>と言うことで、バイクってどんな乗り物か、バイクがどうして気持ちいいのかなど様々な観点からまとめてみました。
私は3年ほど前に普通二輪の免許を取得し、その約3ヶ月後に大型二輪の免許を取得しました。このページをご覧になられている方で、女だけどバイクに乗ってみたい。でも色々問題もありそうで迷っていると言う人がいればその不安を少しでも解消する助けになればと考えています。まだまだひよっこですが。。
目指せ女子ライダー!バイクってどんな乗り物?
私がバイクを始めたきっかけと理由
私がバイクに乗るきっかけとなったのは友達の後ろにタンデム(二人乗り)させてもらったことです。もともとアニメやゲーム、映画等の影響からバイクに対してあこがれがあったのと、乗り物も大好きでした。しかし、このタンデムが決定打となり教習所に入所しました。結局何事も体感してしまうと、もう後には戻れません。タンデムじゃなく、自分で運転してみたいと言う強い想いが私を突き動かしました。また何よりかっこいい!と言うのもあります。やはりバイクはクールな乗り物だと思いますし、バイクに乗っている今でもそう思っています。
私にとってはバイクは「非日常」を与えてくれるものです。現実逃避と言っても過言ではありませんが、現状を忘れてリフレッシュする最高の息抜きであると思います。バイクが私に与えてくれる非日常感はとても強いです。ジャケットを羽織り、ヘルメットのシールドを閉めたとき、いつもとは違う世界の自分になれます。すごく手軽に手に入る非日常。車庫のバイクを出して、またがるだけでいつもとは違う、そんな気持ちを味わえるんです。
バイクが気持ちいい理由
バイクは本当に気持ちがいいです。何故気持ちいいのかいくつか書き出してみました。
- バイクが気持ちいい理由
- 風や景色を体全体で感じられる
- 運転自体の楽しさ
- バイクとの一体感の心地よさ
- 加速の気持ちよさ
- 冒険をしているようなワクワク感
- バイクに乗っている非日常感
運転自体の楽しさ
二輪車は運転自体がエキサイティングです。バイクとの一体感とカーブでの倒し込み、自分の体の動きとバイクの動きを感じながら運転します。またバイクは車とは違った運動をします。車は運転に関係するのは前後左右の2軸の動きですが、バイクはそれに加えて遠心力よってカーブ時には上下の動きが加わり3軸の動作を考慮します。これもバイクの楽しさの一つと言えるでしょう。
車では何気ない退屈な道でもバイクで走ると打って変わって楽しかったりもします。バイクに乗っていなくても損はしないと思いますが、バイクに乗って得をしていると常々思います。風を感を感じるだけならコンバーチブルタイプの車でも同じです。でもそれだけではないんです。ライダーの皆さんはそれぞれバイクに乗ることに自分なりの価値を見いだしているはずです。これからバイクに乗る方も自分だけのバイクに自分だけの想いを持てればいいですね。
リスクを理解しよう
バイクは危険な乗り物?
バイクは危険な乗り物ですか?と尋ねられたら私は「はい」と答えます。ヘルメットをかぶっていようがプロテクターをしていようが、体がむき出しである事実は変わりません。事故のリスクもありますが、事故したときのダメージが深刻になるケースが多いです。そのため、バイクのライディング(運転)にそれなりに真面目に取り組む必要があると思います。免許さえとれれば終わりではなく、日々自分の身は自分で守るために考えて行動する必要があります。バイクが危険である理由をいくつか上げてみます。バイクの危険性をしっかり理解することも危険を予測するために重要なことです。
とても重たい
バイクはとても重いです。これは女性にとってはバイクに乗るための足枷になることは間違いないです。どのくらい重いかと言いますと、バイクにもよりますが200 kg程度が一般的です(教習車もこのくらい)。50 ccの原付が70 kg〜90 kgのものが多いので、その2倍強と想像してください。特に女性の場合はバイクにまたがっていても片側に倒れすぎると足で支えきれず転倒、なんてこともありえます。
二輪であり自立しない
バイクは車と違い自立しません。そのため自分が支えられない状況では100%転倒します。また事故でなくても重たいので一人で倒してしまうこともありえます。
体力を消耗する
バイクでの運転は想像以上に体力を消耗します。バイクでの走行中は体中の筋肉が常に微妙に緊張しています。これはバイクが傾く動作のたびに微妙に体が体勢を変化させるためです。地面の細かい段差なども車に比べると体に伝わりやすいです。バイクにもよりますが姿勢が厳しいものや、シートの部分が固くてお尻が痛くなる、姿勢が適切でない場合など、様々な要因が体力消耗に繋がります。また、体がむき出しで常に走行風にあたることや、運転中はバイクの排気音を常に間近で聞き続けるということも疲れに繋がります。
運動性能が高い
車と比較すると車重が軽いことから加速性能が非常に良いです。また車と比べると高回転までエンジンが回転するものが多く、自分の技能の限界以上の運転をしがちです。
天候に左右される
バイクは雨天や風の強い日などに運転すると転倒リスクが上がります。雨の日の街中の交差点のマンホールなどは大変滑りやすく、バイク乗りの中には凶悪な罠だと言う人もいます。例えば高速道路で強風に煽られるとバイクだとその場にとどまれず流される場合があり危険です。
車から見えにくい
バイクは車から見えにくい場合があります。とくにバイクの左側をすり抜ける場合など、大変危険です。
体がむき出しである
先にも述べた通り体がむき出しであり、事故や転倒時にダイレクトに身体にダメージが来ます。
それでもバイクに乗りたい人!
リスクをたくさん上げてみましたが、それでもバイクに乗りたいですよね!私は危険であることなど100も承知でバイクに乗り始めましたが後悔なんてありません。「車と比較」しても色々書いてみましたが、バイクは車と違って100%趣味の乗り物です。いくら危険であろうと、実用性が低かろうと、体感してしまえばそれまでです。危険だからと言ってバイクをあきらめる必要はありません。
バイクが危険であることを知っておくことは重要です。それをしっかり理解した上で、常に冷静に思考しながら運転すれば問題ありません。あと重要なのは理性です。バイクはスピードを上げれば上げるほど気持ちがよいものですが、しっかりと危険性を理解して自重するようにしましょう。あとはバイクでの経験を重ねるごとに様々なことに自分の力で対処できるようになるでしょう。
乗りたいと思ったとき、その時が乗り時です!
バイクのような体験型の趣味は体験するしかありません。
教習所へ行こう!
バイクに乗るためには免許を取得する必要があります。学科は車と共通なので新たに受ける授業はないはずです(救命講習は受ける可能性あり)。普通自動二輪の教習を受けて免許を取得しましょう。いきなり大型自動二輪の教習から取得することも可能ですが、個人的には普通自動二輪を取ってからをおすすめします。教習所内では恥を惜しまずいっぱい転けて、引き起こしの練習や転倒するときのバイクの動きなどを学びましょう。公道で転けると大事故になるの可能性もあるので、教習所内でのこういった経験は大事です。
どうやってバイクを選ぶ?
安全なバイクライフを送るためにはバイク選びは最も重要になります。基本的には乗りたいバイクに乗れば良いのですが、自分の安全のためにも人様に迷惑をかけないライダーになるためにも身の丈にあったバイクを選択すべきだと思います。どういった点に注意するべきかをあげてみましょう。
足の届くバイクを選ぶ(重要!)
ただでさえ力の無い女性にとって、バイクを扱うためには「足」が地面に着くことが重要です。べったり足が届かなくても良いのですが、出来るだけ届く方が良いです。女性や初心者にありがちなミスとして「立ちゴケ」が上げられます。「立ちゴケ」とはこれは走行中の事故や転倒ではなく、エンジン停止中のバイクの取り回しのミスによる転倒です。重たいバイクを方向転換するときや、駐輪場から出すときに起こりうることです。バイクの扱いになれない最初はバイクにまたがり両足を地面に着いた状態で少しずつ移動させると言う手段は立ちゴケのリスクをかなり低減させます。また、信号待ちを含むバイクの発進停止時に足が届かないと辛い思いをします。傾斜のある場所でバイクを停車するときも足が届きにくいと危険です。
逆に多少大柄なバイクでも足さえ届いてしまえば、こっちのもんです。
自分の乗り方にあったタイプのバイクを選ぼう
バイクには使用用途に応じた作りの違いによるジャンルがあります。それぞれ、使用用途を想定したコンセプトで作られており、自分にあったバイクを選びましょう。
排気量と車格を気にしよう
バイクの車格は大抵の場合「排気量」によります。単純に排気量が上がれば車両重量は重く、速く、車格は大きく、パワフルに、ついでに音も大きくなります。本体価格もアップします。大きな排気量のバイクはとてもパワーがあるので、例えば初めてバイクに乗ってアクセルをガバっとあけちゃってウィリーしちゃう・・・なんてことも無きにしも非ず。とにかく、無理せず自分の技量や体格にあったバイクを探してみましょう。普通二輪免許では400 ccまでのバイクを運転できます。大型二輪免許では排気量に制限無く全ての二輪を運転できます。
馬力を気にしてみよう
バイクはそのパワーの大きさを「馬力 (ps)」と言う単位で表されることが多いです。単純に馬力が大きいと最大出力パワーが上がります(回転数にもよる)。50 ccの原付はだいたい5〜8馬力程度のものが一般的です。MotoGP(世界グランプリF1のバイク版)のバイクだと250馬力くらいあります。色々な排気量、タイプやバイクの馬力をみて比較してみましょう。
エンジンの形式を気にしてみよう
エンジンの形式でバイクの排気音や乗り味がかなり変化します。自分の好みの物を探してみましょう。
なんだかんだで見た目・・・
やっぱり見た目が好みじゃないとだめです!自分の好きな形、デザインのバイクを見つけるためにたくさん調べて、実際にバイク屋に出向いてみてみることです。
まとめ
いかがだったでしょうか。バイクがどんな乗り物か私の観点で述べてみました。
男女関係なくバイクは楽しいものですが、やはり女性は体格的にも不利であることは間違いありません。しかし、しっかり注意していればあとは慣れがなんとかしてくれます。バイクになれることでバイクを乗り物としてではなく体の一部として扱えるようになれれば、体格の不利なんて気にはなりません!ただ、リスクはしっかり把握しておき、危険性は常に考慮しましょう。では実際にもっとバイクを知るために、次にバイクのジャンルやバイクの仕組みについてもう少し詳しく見てみましょう。
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目次 1 バイクをもっと詳しく知ろう!2 バイクの運転の知識3 バイクの仕組みについて 女だってバイクに乗れる!シリーズ…
この記事の目次 [toc] 女だってバイクに乗れる!シリーズ記事 第1章:バイクってどんな乗り物?編 第2章:ジャンルや…