【バイク】冬のバイク走行中の体感温度を計算してみた!体感温度の計算方法

冬のバイク体感温度算出

寒すぎます!!!

今朝バイクで山道を走行していたのですが、手足の感覚が完全に消失。まるで凍傷になったかのように色が変色していました。この時外気温は-3℃と道路脇の電光掲示板に表示されていました。それでも−3℃程度で凍傷になるとも思えません。しかし実際にスキー場で感じたような凍傷寸前の痛みに似た感覚をバイクで走行中、走行後も長らく手足に感じました。これはやばいんじゃないかと思ったわけです。

そこで、走行中の体感温度が実際にどの程度のものか知る必要があると考えました。

体感温度の計算方法もまとめておきますので、是非計算してみてくださいね。超簡単です。

走行中の体感温度を計算してみました

-3℃、湿度68%、時速60km走行時の体感気温

ネットで計算方法を調べて「-3℃、湿度68%、時速60km走行時」という条件をもとに体感温度を計算してみました。

驚くべきことにその結果は-23.3℃。

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驚愕の事実です。これが正しいとすれば私は-23.3℃を体感しながら1時間近くも走行していたわけですから。どうりで凍傷まがいの症状も現れるはずです。

体感温度の計算方法

体感温度の計算に必要な情報「風速、湿度、現在の気温」

  • 「風速」:走行時速から算出
  • 「湿度」:調べる(Yahoo天気とかで現在の湿度)
  • 「気温」:調べる(Yahoo天気や道路脇の温度計)

これらの情報をもとに「こちらのツール」で算出

気温や湿度はご自身の目的地や現在地の天気予報などで調べてください。

参考 「Yahoo!天気予報ページ」

時速から風速の算出

以下の式に当てはめるだけです。

    風速(メートル/秒)=時速(キロメートル/時間)÷3.6

例えば時速80kmで走行中の場合の風速は、
80(キロメートル/時間)÷3.6=22.2…(メートル/秒)となり、風速は約22m/sとなります。

ここで算出した風速をつかって次のステップへ!

体感温度計算ツールを使う

以下のボタンリンクからブラウザで使える体感温度計算ページへいけます。先に調べたり、計算した「湿度、現在の気温、風速」を入力して「計算」ボタンを押すと結果が算出されます。

ミスナール改良計算式という数式を使っているそうです。詳しいことはちょっとわかりませんが、推定方法としての信憑性はありそうです。

これで走行時の体感速度が推定できます!

この方法でバイク走行時の体感速度を推定しておくと、ツーリング時などの装備をどうするか考えられますね。あと、走行時の体感速度が具体的に分かることで意外と冷えることが数字で実感できますし、面白いですね。

補足:時速風速換算をちょっとだけ説明

本筋からずれますが簡単に解説すると、時速(キロメートル/時間)を風速(メートル/秒)になおしているだけです。解釈としては1時間は3600秒。1kmは1000mですよね。このことから時速(キロメートル/時間)を風速=秒速(メートル/秒)になおすには3600×1/1000=3.6をかければ良いことがわかります。なので風速(秒速)に時速を換算する場合は3.6で割れば良いというわけです。

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    風速(メートル/秒)=時速(キロメートル/時間)÷3.6
    時速(キロメートル/時間)=風速(メートル/秒)×3.6

まとめ

いかがだったでしょうか。このようにバイクでは走行時思った以上に体感温度が低いことがわかります。しっかりと防寒しないと、場合によっては凍傷になるかもしれません。体感温度を具体的に推定することで、その日の装備を整える参考にするのもいいかもしれません。

あくまで推定で、日光の当たり具合や地形など様々な要因で変動すると思いますので参考程度に。

今回の方法で体感温度を色々計算して遊んでいたんですが、冬に高速道路を走ることが自殺行為である事がよく理解できました。笑

寒い冬を乗り越えてこそ真のバイク乗りである!
路面の凍結には注意してくださいね