【バイク】鈴鹿8耐はバイクの祭典!バイク好きなら楽しめること間違い無し!(2014年)

   2014/12/26
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    今更ですが、今年(2014年)の夏に行った「コカコーラゼロ・鈴鹿8時間耐久レース」のことをまとめてみます。

    「8耐ってどんなイベントか」わかっていただければと思います。レースに詳しくなくても、バイク好きなら本当に楽しめるイベントでした。私がレースに興味を持つきっかけともなった8耐について書いてみます。

    鈴鹿8耐は国内最大級のバイクレース&バイク祭り!

    鈴鹿8耐(すずかはちたい)、8耐(はちたい)と呼ばれるレースは三重県の鈴鹿サーキットで開催される国内最大級のバイクレースです。「コカコーラゼロ」というのは、スポンサーがコカコーラということです。

    正式には「鈴鹿8時間耐久ロードレース」で、名前の通りオートバイによる8時間の耐久レースで、ロードレース界における夏の風物詩として国内有数の集客を誇るモータースポーツイベントなのです。

    レースは毎年7月末頃に3日間にわたり開催されますが、レース開催中はバイク関連のイベントも満載で、本レース前夜には専用キャンプ場にて前夜祭が行われたりします。(本レースは3日目)

    そう、8耐はバイク好きのためのお祭りなのだ!

    2014年の夏に開催された8耐に私も観戦に行ってきたので、その時の様子をレポートしつつ、8耐がどういうものか、特に行ったことのない人々、初心者、女子ライダーなどに興味を持っていただければと思います。

    8耐ってどんな感じ?2014年レポートです@イベント編

    開催は三重県「鈴鹿サーキット」にて行われます。第37回大会となった2014年の8耐は7月27日(日)11:00~20:30がレース本番。8耐チケットを購入すればイベント期間中ずっと入場可能となります。レース当日以外は予選やイベントなどが開催されているようです。

    私は前日の4耐も見に行きました。

    チケットの料金はに値段によって入れる場所が変わりますが、私は一般だったので5,700円でした。

    まずは、8耐の会場がどんな様子か、イベントを中心に紹介します。後半に実際のレースについて載せていますので、そちらに興味がある方は下へスクロールしてください。

    レース会場はバイクだらけ

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    当日は9時前くらいに到着しましたが、駐車場はバイク・バイク・バイク!

    見渡す限りバイクの光景。皆さん8耐を見るために全国から集まられた生粋のバイク好き、レース好きですね。別のバイクイベントにも行ったことがありますが、レース系のイベントはやはり大排気量のSSバイクが多いように思います。

    もうこの時点でテンションは上がりまくりです。入場は併設されている遊園地のゲートからでした。ゲート付近にある優勝のお立ち台に登ってポーズをとったりして、アホなことをしていました笑(下の写真)

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    上の写真には鎖がありますが、横から普通に登れるようになっていましたよ。

    会場は二輪関連メーカーがブースを構えイベントを開催!

    会場では二輪のメーカーやタイヤのメーカーなどバイク関連メーカーがブースを構えて、様々なイベントや物販、二輪の展示などを行っていました。

    前日には各ブースごとに決起会が行われていたり、クイズ大会が行われていたり、綺麗なお姉さんがバイクの周りでポーズをとって撮影会をしたり・・・まさにバイク祭り状態です。

    各ブースの様子

    ⚫︎ヤマハブースの様子

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    ジャンケン大会やトークイベントが開催されていました。ジャンケン大会は優勝者は豪華商品をもらっていたようです。私はYAMAHAチームを応援していたので、こちらには何度か立ち寄りました。

    ⚫︎カワサキブースの様子

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    カワサキはイベントの中心エリアとは少し離れた場所に本拠地を構えていました。そこに緑の服を着た人々が集まって「ウォーー!」みたいな感じで楽しそうでした。男カワサキ魂をもったおっちゃんが集まっていたのでしょうか。近くに行くと、緑の蛍光のペンライトみたいなやつとか、Kawasakiの旗を配っていて渡されましたが、私は「ヤマハを応援しているので(キリッ)」と言って去りました。

    ⚫︎KTMブースの様子

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    これは本レース前日で、実際に走るメンバーの人々が挨拶されていたところだと思います。意気込みなどをお話しされていました。

    レーサーや著名人のトークショーなども開催

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    スポンサーであるコカコーラゼロブースではちょっとしたバイク関連の有名人のトークショーやイベント、またバンドのライブなども行われていました。

    上の写真はチュートリアルの福田のトークショーです。福田は芸人としては超面白いというわけではないけれど、バイクの話をさせると、面白い。というか、楽しいですね。バイク好きなのがよく伝わってきます。

    いろいろなバイクが展示されている

    レース前日には各ブースで本レースで走るバイクの展示がされていたり、市販バイクや、コンセプトバイクなど、様々なバイクを会場のあちこちで目にすることができます。市販バイクであればまたがったりもできます。あればまたがったりも出来ます。

    ⚫︎8耐で実際に走ったKTMのバイク(走行前日の写真)

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    ⚫︎NM4のコカコーラカスタム

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    ⚫︎8耐で実際に走ったエヴァRT初号機シナジーフォースTRICK STARのバイク(走行前日の写真)

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    ⚫︎1980年の優勝マシン、ヨシムラR&D/SUZUKI GS1000

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    エンジン音も聞かせてくれました。

    ⚫︎コカコーラゼロにて、レース中のバイクのバンク体験コーナー

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    え、こんなに傾いているの!?とか言ってます。写真は私。Moto GPのロッシの番号46の帽子を買ってかぶっていますが、8耐にロッシはでてませんよ。

    8耐ってどんな感じ?2014年レポートです@レース編

    市販車ベースのバイクが信じられない速さで走る!

    8耐は市販車をベースとしたバイクをレースに用います。市販車でも、プロのレーサーが乗ると「こんなにも速いのか」と思い知らされます。自分の持つバイクのポテンシャルに驚くとともに、レーサーの運転技能に関心させられっぱなしです。

    目の前を一瞬で通り過ぎていくバイクの迫力ある排気音と、驚くべきバンク角度で何ラップ(何周も)もコースを周回し、8時間も走るなんて、なんて技能と精神力なんでしょう。

    ちなみに本レース前日の4耐では600cc程度のクラス(ST600クラス)、8耐久では1000cc程度のクラス(JSB1000)のバイクが走ります。

    バイクのクラスについては排気量だけでなく、気筒数や車重による制限があります。詳しくはこちらのページを参考にしてみてください。

    2014年8耐はハプニングだらけだった!

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    また、レースで面白いのはハプニングであったりします。

    2014年の8耐は大波乱の幕開けでした。まずは、雨天によるスタートディレイ(スタートを遅らせる)から始まりました。ゲリラ豪雨により、スタートが遅延し、なんと6時間55耐となったのです。結局雨は止まず、小雨の中のスタートとなりました。その間ピットではレインタイヤにタイヤ交換をしたり、いろいろ対応に追われているようでした。

    1時間5分のスタートディレイを経て、12時35分にレースはスタートしました。

    私も全速力でカッパを買いに行きました。スズキの物販コーナーで買ったと思いますが、あまりの雨に物販エリアが水没してきていて大変そうでした。

    私が撮った雨天スタートの様子を載せておきます。

    ウェットコンディションでもこのスピード!

    炎天下の中サーキットを歩き回る

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    (写真:2コーナーからのS字カーブ)

    レースの様子は会場各所に設置されたモニターにて実況とともに映像が映し出されています。

    しかし、やはり実際のバイクの走行を見るためにやってきたんですから、サーキットの各場所でレースを見るため、会場内を歩き回ります

    7月下旬の恐るべき炎天下の中歩き回り、汗だくだく、日焼けでズル剥けです笑。ちなみに、スタートは雨でしたが雨は上がり、午後からは日差しが照りつけていました。

    鈴鹿サーキットの各コーナーを移動する

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    鈴鹿サーキットのコースは上の画像の通りです。立体交差のある複雑なコースです。様々な場所に移動してレースを観戦します。

    サーキットのコースを知っておこう

    サーキットのレースは同じ場所を周回するので、コースを少しでも知っておくと、レース観戦が楽しくなります。なぜなら、会場内のどこにいても聞こえて来るレースの実況では、レースで起こった出来事を「コースの場所」を使って説明します。

      例:S字コーナーで転倒だー!先頭を走っていた2台が転倒しました!
      例:西コースで雨が降っているようです
      例:現在、先頭は最終コーナーを抜けてホームストレートへ戻ってきているゼッケン⚪︎番です

    こんなフレーズが聞こえてきたときに、「あ、あそこだな」と場所がわかるとレース状況が把握しやすいです。

    8耐のコースは画像で言えば「メインストレート」からスタートして、右下に向かって第1コーナー、第2コーナー、と進んでいき、あとは道なりです。

    8耐/鈴鹿サーキットコース
    1. メインストレート(ホームストレート)
    2. 第1コーナー ←おすすめスポット
    3. 第2コーナー
    4. 第S字コーナー
    5. 逆バンク
    6. ダンロップコーナー
    7. テグナーカーブ
    8. ヘアピンカーブ ←おすすめスポット
    9. スプーンカーブ ←おすすめスポット
    10. 西ストレート(バックストレート)
    11. 130R
    12. シケイン(図ではカシオトライアングル) ←おすすめスポット
    13. 最終コーナー

    観戦のおすすめの場所に緑の文字で「←おすすめスポット」と書いてみました。正直どこを見ても楽しいのですが。

    おすすめスポットはバイクとライダーの動きをよく観れる場所を選んでみました。レースではバイクは最高時速300キロ近いスピートで走行していますので、あまりにも早く目で追うのが難しいです。

    しかし、急なカーブ(Rのきついコーナー)の入り口や最中は速度を落として走行する必要があり、バイクは比較的ゆっくり走ってくれます。なので、じっくりとバイクの動きを目に止められるという意味で、「おすすめスポット」としてみました。特に、ヘアピンカーブとシケインはコーナリング時の速度が低く、よく見ることができます

    シケインからのレースの様子

    レースの様子は写真にはほとんど納めていませんでした。数本の動画を紹介します。

    上でも紹介したシケインで、どのようにバイクの走行が観れるか、私が実際にシケインで撮った動画を貼っておきます。

    シケインは、目に止まる速度で、ヒラヒラとバイクが左右にバンクを切り替える様子がよく観れるので個人的に好きなスポットです。

    セーフティーカーランの様子

    レース後半では、転倒が相次ぎ、セーフティーカーランが何度も実施されました。

    セーフティーカーランとは、サーキットのコース上でマシンのクラッシュが起こり転倒車両やライダーがコース上に存在していたり、パーツやオイルがコース上に飛散した場合などに、二次クラッシュを防ぐために、一時的に先導車が導入され、それに続いて走行している時のことです。この先導車を「セーフティーカー」といい、先導されている間の走行を「セーフティーカーラン」と言います。

    こんなハプニングの空気感もレースを生で見にいく醍醐味ですよね。

    レース展開についても波乱だらけだった!

    レース開始5分くらいで、「ヨシムラ・レジェンドチーム(スズキ)」が転倒、リタイアしました。

    前日のTop10トライアルで好調な走りをみせていた伝説の「シュワンツ」選手は今年の8耐を走ることはありませんでした。

    そして、レースは終盤まで「TSRホンダチーム」の秋吉選手がぶっちぎりの1位で2位以下と大差を広げて優勝は確実かと思われましたが、これも転倒。この辺りから転倒が相次ぎました。エヴァチームも転倒していました。ラスト40分でS字で3台が相次いで転倒し、終盤に上記のセーフティーカーランが何度も実施されました。

    レース終了を確認後、表彰式を見ずに帰路に

    戦闘のゴールを確認して会場に巻き起こる拍手。レース終了後はとても穏やかな気持ちで、本当にライダー、ピットクルーはもちろん、周りにいる観客たちもよく頑張ったなという称賛の気持ちを感じていました。

    しかし、帰り道の混雑が予想されたのですぐに帰路につきました。

    8耐イベント会場でバイクの試乗ができます

    これは個人的に結構メインの目的の一つだったのですが、バイクの「試乗」ができます。

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    また、試乗車はなかなか豪華でした。私はKTMのRC8に乗りました(上の写真)。他にはKTMの他の車種や、BMWのS1000RR、普通の国内モデルのSSなども試乗可能でした。

    試乗コースはやや狭く、かなり細いところを曲がる必要があったりしました。一緒に行った友人は、ひやっとした場面があったと言っていました。

    転倒しないに越したことはないですが、転倒してもお金を請求されるとかはないそうなので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。できれば、早いうちに試乗の予約しておくと良いでしょう。

    ちょっとだけKTM RC8に乗った感想

    RC8は思った以上に乗りやすくてびっくりしました。細い場所でも全く不安はありませんでした。私の乗っているYZF-R6よりも全然小回りが利くのではないかと思うくらい。

    姿勢に関してはむしろ、楽すぎてびっくりするくらいです。

    狭いコース内なので、ゆっくり走っただけでしたが、2気筒の1000ccクラスだと低速トルクが太く街乗りは楽そうだなという印象だけは感じることができました。低速スカスカなYZF-R6と比較したらもう、圧倒的ですね。

    あとは、普段4気筒に乗っている私からすると、2気筒はやはり乗り味が好きじゃないかも、ということです。4気筒のスムーズさに慣れてしまうと2気筒の鼓動感とか、トルク感とかが、乗りにくく感じて、4気筒の滑らかなフィーリングがやはり良いなあと思ってしまいます。

    でもKTM RC8はやはり圧倒的にかっこよくて、乗っているだけでワクワクして楽しかったですね。

    何もかもが楽しかった8耐だった

    私にとっては初めてのバイクレースでしたが、本当に楽しかったです。

    行くまでは、「周回するバイクを見て飽きないか?」とかも思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。2日間レースもイベントも、何もかもが楽しかった。来年もまた行くぞー!

    8耐を見に行く人へのアドバイス

    これからレース観戦をしたい、特に8耐を観戦するつもりの方にいくつかアドバイスさせてください。

    レースについては詳しくありませんが、快適に観戦するために幾つか経験から言えることをご紹介します。

    着替えを持っていくこと

    バイクで向かう場合は、長袖長ズボン、ライディングブーツにグローブを装備していきますよね。着替えを持って行きましょう。

    ツーリング用の大きなカバンに、短パンとTシャツ、サンダルをつめて持って行き、駐車場で着替えましょう。私は短パンはライディングパンツの下に履いて行きました。

    イベント会場やコースを炎天下の中歩き回るので、汗もかきますし、動きやすいほうが良いでしょう。

    移動中の荷物は最小限に

    荷物は最小限にするべきです。コース内を歩き回りますし、また、会場内では様々な配布物をもらえます。

    うちわとか、チームのフラッグとか、パンフレットとかです。

    必要のないものや重たい荷物は持っていかないか、バイクの近くに置いていきましょう。持ち歩く荷物は最小限(飲み物と財布、携帯くらい)にしてください。

    もちろん盗難されて困るものは持っていかないことです。

    コースと有力チームのナンバーを大雑把に覚えておこう

    コースに関しては先ほども述べましたが、ある程度コースやチームのナンバーを知っておくと、レース状況を把握しやすく、レースをより楽しめると思います。

    バイクはコースを周回するので、周回遅れなどで先頭が把握しずらいです。そんな時は実況を聞きながら、状況を把握しましょう。

    コースを覚えるに加えて、「グランツーリスモ」などのレースゲームで鈴鹿サーキットのコースを走行しておくと、面白いかもしれません。私は実際にグランツーリスモ5で鈴鹿サーキットを何度もシミュレーションで走っていたので、鈴鹿のサーキット全体を把握できていました。見える景色もなんとなく見覚えがあって、おもしろかったです。笑

    ラジオを持って行こう

    サーキット内は実況の声が響いていますが、移動中は常に実況が聞こえているわけではありません。転倒やトップの入れ替わりなどの大きなイベントが起こった時にはその状況を随時把握したいものです。

    実況はラジオ中継されていますので、ラジオで聞きながら移動しながら、とすると、よりレース状況が把握しやすいでしょう。

    さいごに

    いかがだったでしょうか。

    「8耐ってどんなイベントか」わかっていただければ幸いです。

    バイク好きなら絶対楽しいイベントですし、SS乗りならもっと楽しいでしょうし、レース好きならさらにさらに楽しいと思います。

    行ったことがなければ、一度いくべきだと思います!来年は会場でお会いしましょう。

    会場に入るまでに駐車場のバイクを見すぎて、時間がかかりました


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