個人的にカッコいいと思うバイクベスト8!
格好いいバイクってたくさんありますけど、中でもたまに「こいつぁカッコいい・・・」と感心する用なデザインのものがあります。こんなデザイン誰が考えたんだ?天才じゃないのか!と。
今回は私が個人的に常軌を逸脱するほどのかっこよさを持つと思うバイクを7つご紹介しようと思います。
ジャンルもメーカーも混在していますので、悪しからず。メーカーにもジャンルにも捕われず、本当にカッコいい、洗練さていると感じたデザインのバイクを8種類ご紹介します。そのため私の好みが色濃く出ていると思います。基本的には私はスポーティ(速そう)で凶悪な面をした無骨かつ先進的なバイクが好きです。
年式によってもデザインやカラーリングなど異なることがありますのでご注意ください。
また、各バイクの写真を貼っており、画像が大変大きいのでご了承頂ければと思います。
また今回ご紹介するバイクたちは基本的に全てすごいパワーを出力できる大型バイクですが、スペックやパワーなどに捕われず今回は「見た目」だけでのランキングになりますのでご理解頂けると幸いです。
8位、HONDA CB1000R
ホンダから販売されているネイキッド・ストリートファイターの一つ、CB1000Rです。ただし国内モデルは無いようです。太くたくましい、まさにストリートで戦うものを象徴するバイク!
このバイクを初めて見た時、「え!?これがホンダのバイクなのか」と驚いたものです。こんな挑戦的なデザインのバイクをついぞホンダから見なかった気がしたためです(最近ではNM4とか言う変態デザインのバイクも現れましたが)。この防毒マスクをかぶっているかのような逆三角形のヘッドライトと、ごつごつとした4気筒エンジンのパイプが丸見えな様子はとても無骨でカッコいいです。まさに道を攻める、ストリートファイターを絵にしたようなバイクだと思います。
このバイクを駆って、ワインディングをばりばり走っている人を見たら思わず振り返ってしまいそうですね。数あるストリートファイターのなかでもこのかっこよさは群を抜いていると思います。
7位、BMW R1200GS
BMWのアドベンチャーバイク、R1200GSはとってもがたいの良いバイクです。どんな悪路でもアドベンチャーできるぜ!と言った見た目。そして、水平対向の左右にせり出した2気筒エンジンがとてもマッチしていてカッコいい。
高い車高とフロントからよく見える長いフロントフォークはまさに「探検する」ためのアドベンチャーバイクを象徴しています。またタンク周りからシート、テールに至までのデザイン全てが冒険に行くためにデザインされている感じがして、個人的に本当に好みです。どんな荒れ地でもこいつと一緒なら出かけられる、そういったタフさや力強さ、頼りがいのある雰囲気を見た目から感じさせてくれます。とにかくごつごつしててたくましくてカッコいい
またこれも、絵に描いたようなアドベンチャーバイクなところが好きなのかもしれません。
6位、KAWASAKI Z1000(2014年)
カワサキから発売されているネイキッドストリートファイターのZ1000。かつてはそこまで魅力的に感じませんでしたが、2014年モデルは違います。一言で言うと、「肉食獣」です。高く迫り上がったタンクと小さく低い位置に着いているヘッドライトからははまるで獲物を狙う肉食獣を連想させられます。
大阪のモーターサイクルショーで実物を見たときは本当にドキドキしました。こんなに前衛的かつ凶暴な顔つき、体つきのバイクがかつてあったでしょうか。このバイクが後ろから走ってきたら終わりです。きっとハンティングされて喰われてしまいます。
そしてこのブラックシルバーの車体の輝きは黒々しくたくましい筋肉のようです。見ほれるほどに、カッコいい。
5位、YAMAHA YZF-R6 (2006年以降)
ヤマハのスーパースポーツバイク、YZF-R6。シャープなテール先端と流れるようなサイドカウルのデザインの融合は本当に斬新で美しい。また暴力的なフロントデザインとより多く空気(ラムエア)を取り込むために分離した左右のヘッドライト、それに相まって睨みつけるようなライト形状。カッコいい。
実は私はYZF-R6に乗っていますが2005年(5SL)モデルで、このモデルにチェンジする一つ前の世代なんです。なのでこの2006年以降現行のR6のぶっ飛んだデザインのかっこよさにいつも憧れ、悶え苦しんでおります。
こんな美しさと凶暴さを兼ね備えたデザインが他にあったでしょうか。こんなとんがった、タンデムをさせる気が一切ないテールデザインがあって良いのでしょうか。速く走る、今走る、すぐ走ると言わんばかりの挑戦的な見た目がとても好みです。
4位、DUCATI パニガーレ1199
DUCATIが販売するスーパースポーツバイク、パニガーレ1199は目に突き刺さるような光沢を帯びた美しい赤。バイクのフェラーリのようにも感じられます。ごちゃごちゃとした取ってつけたようなデザインは一切無く、一枚の赤がバイクをすっぽり包み込みます。これがDUCATIの赤いバイクの真骨頂なのです。
私の中では昔からDUCATIと言えば赤!上品なデザインに強い赤一色のカラーリングはまさにDUCATI。滑らかで本当に美味しそうなバイクだと思います。
そんな美しいバイクが後ろから見ると打って変わって最新鋭のメカであることが良く分かります。美しく、速い馬、それが私にとってのパニガーレの印象です。
3位、BMW S1000RR
BMWのスーパースポーツバイク、S1000RR。このバイクは特に変わった見た目をしています。右半分と左半分のデザインが大きく異なる「アシンメトリー」な見た目をしています。普通のバイクメーカーやそんじょそこらのデザイナーが試みても情けない姿になることが目に見えていますが、このS1000RRは違います。かっこいいんです。
左右のヘッドライトの形が違います。右側が丸、左側が長細い形。またサイドカウルも右側がサメのえらのようなデザイン、左側は比較的普通。最初見たときは「え?どういうこと?」となったものです。しかし、カッコいいから仕方が無い!これがBMWのデザインなのです。バイクって良く似た見た目のやつばっかでよくわかんない、とか言ってくる一般人も流石にこれは分かるでしょう。そのくらい特徴的でインパクトがあって印象に残るクールなバイク。
2位、MV AGUSTA F4
MV AGUSTAのF4は「一風変わった」なんて言葉ではすまされない、常軌を逸脱した見た目をしています。MV AGUSTAは赤と白のツートンカラーが有名ですが、特にホワイトカラーリングは神々しく、まるで空から舞い降りた大天使のような異彩を放ちます。これにまたがって、街を走ればそれはそれは非日常な気分を味わえそうです。
全体的に丸みを帯びたデザインに、カウルの下からほんの少しだけちらりと見えるトラスフレームはまるで血管のよう。テールの方からはマフラーが4本並列しているのが見えます。4本横に並んだマフラーは本当に特徴的です。
丸みを帯びたデザインは神秘的な雰囲気をつくりだし、また速く走るための空気抵抗について思考されて設計された結果です。この不思議で美しい神のようなバイクで我々が暮らす汚れた街中を走ることが果たして許されるのでしょうか。
1位、KTM RC8
KTMのスーパースポーツバイクRC8はまるでどこかの映画やアニメの作中から飛び出て来たような非現実的で芸術的な姿をしています。面を合わせたようなシャープなデザインとサイドカウルの下に存在する立派なトラスフレームのコラボレーションは何とも言えないRC8らしさを感じさせてくれます。
ヘッドライトは見たことの無いような縦長で、近未来感を漂わせています。また異常に跳ね上がったテールデザインはど迫力でリアタイアを見せつけます。とにかく「こんなデザインないでしょ普通!」と「あまりにも先進的すぎる」かっこよさを兼ね備えた普通ではない格好をしたバイクを現実の人間が乗っているとは想像しがたいぐらいです。
これに乗ってタイムスリップデモするの?とでも言いたくなる。まるでコンセプトバイクのようですが、市販されている本物のバイク。ミニチュア模型でも良いので部屋に飾っておきたい!そんな芸術的なデザインに、私の心は完全に魅了されてしまいました。
ちなみに私は昨年の鈴鹿8耐会場のイベントにて夢のRC8に試乗を果たしております!
いかがだったでしょうか
私の個人的な好みと言うのもありますが、やはり上位のバイクは誰が見てもカッコよくて美しい「芸術品」と言えるのではないかと思っています。市販車なのでお金さえあれば買えますし、車ほど高価でもないので、頑張れば手に届く範囲でもあります。バイク購入で迷われている方はご検討されてみてはいかがでしょうか。
別にスペックで選んだ訳でもないけれどハイパワーバイクばかりが選出されてしまいました。やはり速いバイクは開発にお金もかかっているし、デザインにもお金をかけて気合いを入れているわけですね。もちろん他にもカッコいいバイクはたくさんあると思いますが、私の中ではこれら8つのバイクがちょっと飛び抜けている印象です。
RC8には鈴鹿の8耐の時に試乗しました。今乗ってるバイクが少し古くてエンジンの調子が悪いので、セル回す時にスロットルを開けながらやってるんです。
で、それやったらエンジンがかからなくて、おっちゃんに「今のバイクはそういうことしたらセル回らないようになってるんだよ!」と言われてしまいました