ルートの具体的な道路番号
ルート的には、針テラス→尾鷲→串本(潮岬)→白浜→十津川→東吉野→針テラスといったところです。路線番号では少しおおざっぱですが、針テラス→国道369号線→国道368号線→国道42号線→国道311号線→国道169号線→針テラスと言ったところです。今後この記事内の路線番号は全て国道になります。
今回のルート詳細と立ち寄った場所
まずは針テラスから369号線を使って南下し、途中東へ進みます。368号線にかわりそのまま三重県に抜けます。この道は山間部で景色も空気も良く非常に気持ち良く走れます。しかし、次第に道は狭くなって行きます。368号線の一部は結構な暗い山道で、道は離合が難しいほどに狭く、また結構荒れている(下に写真掲載)ので少し時間がかかります。時間を優先される方は名阪国道と伊勢自動車道を使うと良いと思います。次に、長くお世話になる42号線です。伊勢や鳥羽へは向かわないルートです。尾鷲市を通り、串本まで山や海を通りながらずっと続く道です。伊勢付近から尾鷲辺りまでは交通量も少なく、適度なワインディングを楽しめます。しかし、新宮市あたりから、串本市、さらにその先はそれなりに交通量が多くなっていきます。
串本市の旅館で一泊した後、潮岬にて日の出を拝むつもりでしたが、雲が厚く、日の出も朝焼けも殆どみられず・・晴れた日に行くことをお勧めします。そのまま42号線を使って南紀白浜の白良浜を目指します。南紀白浜から311号線にて十津川、熊野方面へ向かいます。311号線も最初は少し交通量が多かったのですが、次第に車は減って行き、山の深みに入るほどに景色は美しくなり、これまた素敵な道路でした。ここからは山だけでなく多くを川沿いの道を走ることになります。また、大きなダムや壮大な貯水池もみることが出来ます。また途中わたらせ温泉という近畿最大の露天風呂で休憩をしました。午前中でしたので朝風呂料金500円で入れてお得でした。
どんどん山を登って行き、168号線を経由して169号線に入ります。今回のツーリングで最も走りたかった道と言っても過言ではなかったのが169号線。どんどん山道を駆け登って行きます。気圧が下がり、耳が痛くなります。そんな中いくつかのトンネルを抜けると、山の上から谷や川を見下ろせる素晴らしい景色に出会うことが出来ます。途中細く荒れた道路もありますが、オンロードバイク(YZF-R6)でもヒヤヒヤしながらも走ることが出来ました。小さな滝をいくつかながめたり、気持ちのいいところでバイクを止めて景色を眺めてみたり。本当に素敵な道でした。そしてそのまま東吉野村を抜けて、ゴール地点の針テラスへ。ここらあたりからも時間帯によっては交通量が少し増します。
走行距離
走行距離は二日で800キロ弱程度です。注意すべきなのは、ガソリンスタンドが長く存在しない場所があるので、給油はこまめに!と言うことですね。
極上田舎道!伊勢本街道で三重へ抜ける
針テラスから山道で三重を目指します。
とんがった山。道を間違えたときに見つけましたので、上に記載したルートでは見れません。
追記:この山は鎧岳という山で曽爾村の近くにあるようです。

368号線を進んで行くと徐々に道が狭くなります。すぐ横に沢が流れています。

ここからが少し大変でした。

紀伊半島走るなら42号線。マンボウ食ってウミガメみて!
三重に入ってからは42号線でひたすら南下し、一日目の宿泊地のある串本市へ。そして本州最南端の潮岬を目指します。
途中道の駅マンボウで腹ごしらえを。なんと道の駅マンボウでは・・・マンボウフライ定食なるものが!!
食べてみました。