伊吹山ドライブウェイ
15キロもの絶景ドライブウェイ

伊吹山ドライブウェイに向かいます。上の写真が伊吹山で、長浜市の中心地からは目前に見えております。標高は1,377 mとそこまで高くはないものの、冬には上の方は雪に覆われます。長浜市から少し戻った米原の付近から伊吹山ドライブウェイにアクセスできます。伊吹山ドライブウェイは有料であり、現在では二輪車は2,160円となかなかに高額です。伊吹山ドライブウェイは全長が15キロとかなり走りごたえのあるドライブウェイなので、個人的にはこの値段でも一度は走ってみても良いと思います。

こんな見晴らしの良い道を15キロも走れます。かなりくねくねしており、ヘアピンのような急なカーブもいくつかありますのでとても楽しいですが、走行には十分注意してください。ちなみに私はR6に乗り始めて初めてここで転倒しました。といっても立ちゴケです。見晴らしの良い待避所で停車して写真を撮ろうとしたのですが、待避所がかなり傾斜しており、谷側に倒れてしまいました。恥ずかしい話しです。
ただ、このドライブウェイ、休日はかなり混雑します。特に観光バスが頻繁に走行しており、車の列が連なっていることも多く追い越しがかけられないこともあります。折角の気持ちのよい景色、山道なので早朝などに走行されることをお勧めします。
ドライブウェイの終点には大きな駐車場があり、バイクを駐輪してそこから軽い登山を楽しめます(下左の写真)といっても緩やかな遊歩道が数キロ程度続いているだけなので、特に装備も必要ありません。山頂付近からは、琵琶湖を拝むことができます(下右の写真)。秋には紅葉がさぞ美しいことでしょう。私も次回は秋に訪れたいと考えています。
遊歩道をあるく。空気が気持ちよかったです。

琵琶湖が見えます。少し霞んでいます。

メタセコイア並木と近江今津湖岸

伊吹山から長浜市へ戻り、さらに北上を続けると、琵琶湖のもっとも北の地である近江塩津周辺に到着し、そこから湖西へ向かい、徐々に南下が始まります。地図上の③の地点付近からはマキノ高原へ向かう道があり、その途中にメタセコイア並木が存在します。メタセコイアが等間隔に植えられており、まるで映画か何かで見たような風景を見ることができます。この道もバイクで訪れる人が多く、ライダーが自分のバイクと風景を写真に収めている様子が多くありました。
メタセコイア並木から少し南下すると近江今津に到着します。近江今津は琵琶湖の中でもかなりきれいな湖岸で、夏には泳ぎにくる人も多くいるそうです。ここで少し休憩をしたのですが、目を疑いました。透き通った湖がどこまでも広がっており、空の青を反射した水面はまるで琵琶湖とは思えない美しさでした。この琵琶湖一周のツーリング中見たどの琵琶湖よりも美しい琵琶湖でした。

伊吹山は「恋人の聖地」でした。一人で行きましたよ