関西のツツジと言えば大和葛城山!まさに一目百万本
季節外れですが、関西のツツジの名所の一つ「大和葛城山」をご紹介したいと思います。
今回のレポートは2016年5月14日の写真です。一年もたって今更かよ!って感じですが、関西のツツジ谷の威力(?)をご紹介したいと思います。
これから、この一年の間に行った場所や撮りだめた写真などアップしていこうと思いますので、季節外れなどご容赦ください。
山が・・・燃えている・・真っ赤なツツジと葛城山
皆さん季節の花は好きですか?私はカメラでの撮影を趣味にしてから、季節の花は3度ずつ撮影しに行くことにしています。5月はツツジの季節ですね。
関西のツツジの名所で検索すれば、まずヒットするのが大和葛城山。奈良県と大阪府の境目あたりにある「金剛山地」の一つに「大和葛城山(959 m)」があります。この山の頂上付近には大規模なツツジ園があります。谷のような場所にも見え、ツツジ谷とも呼ばれるようです。
5月にはまるで赤の楽園に来たような、もはやおびただしいとさえ思えるほどのツツジが一斉に開花します。もちろん、感激するほど美しいです。
フラワーヘブン状態です。ツツジ園の範囲自体は山頂付近の一エリアにあり、それほど大規模というわけではないのですが、何せその密度に驚かされます。
今回は、大和葛城山へのハイキングと山頂付近のツツジ園をご紹介しようと思います。
今回のハイキングルート
水越峠~葛城山山頂(ツツジ園)~葛城登山口へ下りました。登山をしていない私の足で登り2時間、下り1時間程度でした。
山頂付近はツツジは生えておらず、上の地図で「まる」で囲ったあたりがツツジが集まっているツツジ園になる場所です。
アクセスとしてはロープウェー側は駐車場1000円。水越峠は駐車場はほとんどなく、路上駐車の嵐です。警察が来ていましたが、駐禁は撮っておらず、交通整備をしていました。
山頂付近までは、奈良県側からであればロープウェーで登ることもできます。また、頂上駅付近にはロッジがあり宿泊や食事もできるようです。自動販売機などのもたくさんあるので飲み物に困ったら購入できるのも良い点ですね。
ちなみに、このとき私は道を間違えて反対側に降りてしまったので、タクシーで水越峠に戻るという恥ずかしいことをしてしまったのです笑。登山をしている今思えば、一歩間違えたら迷子になっていたなと思います。
普段歩かない人でも山頂までは二時間くらいでしょうか。まだ山登りをしていない私でしたが、スニーカーとジーパンで、てくてくとハイキングします。
道中少し岩っぽかったり、湿っていたりするのでトレッキングシューズがいいと思います。自然にあふれた良い登山道ですね。
大和葛城山~金剛山にかけては木道が多い場所でもあります。私は階段タイプの登山道が苦手なので結構参りました。
ツツジの楽園へようこそ!
山頂付近にはツツジはなく、どこにツツジはあるのかな?と思って案内に従ってツツジのありそうな方向へ移動します。
すると少しずつツツジが見えてくるではありませんか。
向かいには大阪府で最も標高の高い「金剛山(1125 m)」が見えています。
みんながツツジの楽園の中でお弁当を広げて楽しそうにピクニックしています。まるでツツジの津波に人が飲み込まれているようです。
ロッジ周辺は高台になっていてツツジの楽園を上から見下ろすことができます。
向かいの金剛山が見えます。金剛山の山頂からはこちらはどんな風に見えているのだろう?真っ赤なのだろうか?などと考えながら。
来年はあちらの山頂からこちらを見てみたいですね。
ツツジの見ごろは短くはないですが、開花直後が最もみずみずしく美しいツツジの花を見ることができます。日がたつと徐々に日に焼けて色が変色してしまいます。
私が行ったタイミングでは全体的に少し焼け気味でしたが、いくつかは元気なツツジも見ることができました。
いかがだったでしょうか
季節外れですが、関西のツツジの名所の一つ「大和葛城山」をご紹介しました。
今回のツツジの写真は2016年5月14日のものです。毎年見ごろは少しずつ異なるとは思いますが、ご参考までに。
大和葛城山は普段は登山者もあまりいない静かな山ですが、ツツジの時期はロープウェーに一時間程度の人が並ぶような人ごみになります。
時間に余裕をもっていかれることをお勧めします。
今年は行くことができませんでしたが、写真を見返していると来年はきちんと撮影しに行きたいなと思いました。