【2泊3日】広島旅行レポート
夏に行った広島旅行のレポートになります。
広島は見所がたくさんあって、とても良いところでした。今回はバイクのツーリングではありませんでしたが、バイクでも絶対に行きたいところリストにも追加されました!
ということで、今回の目的地は
- 尾道
- しまなみ海道
- 鞆の浦
- 宮島(厳島)
- 原爆ドーム・原爆記念館
- 三段峡
でした。関西から広島は遠いですが、それでも2泊3日でたくさん見れて、とても思い出深い旅行になりました。ちなみに、しまなみ海道と尾道に関しては、バイクでのツーリングレポートでも観光レポートをしていますので、今回はそれ以外の部分に力を入れていますので、前半は流してください笑。(淡路島・四国・しまなみ街道・広島(尾道)ツーリングレポート)
今回は、ほぼ高速で広島入りしただけなので、ルートは記載いたしません。関西から広島へ、ひたすら山陽自動車道で向かいました。ずっと高速で移動すると、案外早く着きます。
広島に入るやいなや、しまなみ街道で四国手前へ!?
しまなみ海道を走りたいなあ、ということで、広島到着しても広島観光をする前にそのまま一路しまなみ海道を走り、四国の一歩手前の島「大島」へ。バイクで走るよりも、車だと少し感動が薄れてしまう気がします。チャリンコで走るのが一番楽しいのかもしれませんね。
どこかで見たことがあるこの風景。この日はちょっと天気が悪かったです。
晴れの日はこんな感じです。(ツーリングレポート)
しまなみ海道の「大島」の「よしうみいきいき館」で海鮮七輪焼きを楽しみます。
値段は少し高いですが、四国へ続く美しい橋を眺めながら、美味しい海の幸を直火焼きでいただけるのはとても贅沢でした。
言わずもがな、ものすごく美味しそうな香りがしてこの付近にいたら空腹でなくても自然と体が吸い寄せられます笑
尾道
さて、今年2度目の尾道です。こちらも以前にのレポートで詳しくさせていただいているので、そちらを参考いただけると幸いです(こちら(先に貼ってるURLと同様です))。今回は、広島の西部を中心にレポートしていきますので、悪しからず!
今年2度目の千光寺。ここからの眺めは相変わらず味があります。ちなみに、この辺り、とても歴史にゆかりがある場所のようで、今回は歴史に詳しい父が一緒でしたので、なんだか楽しそうでした。私はあまり歴史は詳しくないので、フンフンと聞いていましたが、歴史好きにはたまらない場所なのかもしれませんね。
鞆の浦
尾道からやや引き返して、鞆の浦へ。関西からですとまず鞆の浦によるのがルート的にいいかもしれません。
当初鞆の浦による予定はなかったのですが、急遽立ち寄ったので、このようなルートに。
夕暮れの遊覧船に乗りました。島の近くをぐるっと回るルートですが、船に乗っているうちに日が沈んでいって物悲しい雰囲気に浸ることができました。岩の上に鳥居が見えたりしてなんだか普段は見ることのできない風景を見れます。
鞆の浦は宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」の舞台になった場所でもあるそうです。崖の上に・・・二重の塔。
雨の中、薄暗い街並み。石畳が雨に濡れてキラキラ光っていてなんとも言えない雰囲気でした。暗いので画像がノイジーですが・・。
この辺りは街並みだけではなく、住んでいる人々もなんとなく昔懐かしの雰囲気を醸し出しています。家の扉が開け放たれていたりして、余所者に対する警戒心がまるでなかったり、家の中が丸見えなのです。そんな家の中のつくりも昔のもののまま。ずっと昔おばあちゃんの家の近所にあった家を思い出して、懐かしい気分になりました。
作り物の古い町並みではなく、本当の古い町並みが残っているような印象です。
この日はこの後鞆の浦で食事をして、宿に泊まったのですが、鞆の浦は観光地といえど田舎なので、食事をできるところが早くに閉まっていて困ったのでした笑
宮島を観光する
翌日は早速宮島に行きます。
早朝に行かないと、駐車場に車が止められなくなるということで、急いで出発。宮島へは対岸の駐車場に車を止めてフェリーで上陸します。
宮島と一言で言っても、観光する場所は結構沢山あります。今回我々が行ったところは
- 厳島神社
- 牡蠣屋(食事)
- 宮島水族館
- 弥山(みせん)
特に、4つ目の「弥山」という山、ものすごくいいです。宮島に行かれるなら、是非登られることをお勧めします。体力がなくても、ロープウェイで上まで登れるので大丈夫。
「神の住む島」と呼ばれる宮島にある弥山からは神が住む山にふさわしいと思えるような、美しい風景が拝めます。
では、早速宮島レポートへ!
宮島(厳島)上陸!
連絡船で宮島(厳島)へ。本旅行2度目の乗船です。宮島自体は目視できる距離にあります。
かの有名な海に浮かぶ鳥居が船の上からも見えます。天気が少し悪いですが、幸いこの後晴れてきます。
宮島にはなぜか鹿がたくさんいます。しかも背中に斑点のある小鹿ばかり。この鹿たちは意図的に増やされたものではなく、勝手に繁殖して増加している「害獣」だそうで、餌付けなどはよくないようです。ただ、かなり人馴れしていてとても可愛いので注意です。私も撫でました笑ただ糞害は臭いので迷惑ですね。
後ろに写っている船が本土との連絡船ですね。
海に浮かぶ幻想的な世界遺産「厳島神社」
宮島といえば、厳島神社。厳島神社といえば、水面に浮かぶ朱色の幻想的な建物と、どでかい鳥居が思い浮かびますよね。でもそれだけじゃないんです。厳島神社は潮の満ち引きにより、2つの姿を見せてくれるのです。
その2つの姿とは、「満ち潮」と「引き潮」のときです。
今回、私はたまたま両方の姿を見ることができましたので、ご覧いただきたいと思います。
満ち潮の「厳島神社」
奥の塔と厳島神社の建物がいい感じに撮れて気に入っている写真です。斜めになっていなければ・・・
こんな感じで、満ち潮のときは神社全体が水に浸かっています。これだけでも十分幻想的で見る価値はあると思うのですが、引き潮の姿を次に載せます。
引き潮の「厳島神社」
引き潮になり、徐々に境内の水が流れ出ていきます。
この辺りはだいぶ引き潮になってきました。
カニが住む穴がたくさん露わになります。
これってまさか・・・
鳥居まで歩いていけるんじゃね!?
どーん!!!
いかがでしょうか。このように、引き潮に成ると遠くに見えていた厳島神社の鳥居の真下まで行くことができます。もちろん手で触れることもできます。
陸地から見ていた鳥居は、なんとなく「きっと大きいんだろうなあ・・」ってくらいであまり感動できなかったんですが、真下で見るとそのでかさに震えました。大きくて、海の上に立ち続ける美しい鳥居、直近で見る価値は大ありだと思います。
神の住む島の美しい山「弥山」
宮島で私が最も美しく、感動したのが「弥山」からの風景。山の上から島と海の素晴らしい風景を拝むことができます。ロープウェイで頂上付近まで登ることもできます。ロープウェイの料金はやや高額ですが、乗り継ぎで2つのロープウェイに乗れ、景色も良いのでオススメです。
では早速頂上からの景色をごらんください。
上はロープウェイからの写真
いかがでしょうか。私が行った時は、雨が降っていて、頂上で雨宿りをしていると、晴れてきて雲が消えていく様子や虹が出るところに遭遇できたので、本当に美しいものが見れました。
この風景は今でも忘れられません。
ロープウェイを降りてから道中にお寺があるのですが、その付近には沢山の小さなお地蔵さんが立っています。
そのお地蔵さんが、なぜかこのような姿(上の写真)になっています。お寺の関係者の方にお伺いすると、観光客が、地蔵さんに落し物を着せているようで、勝手にこのような姿になっているのだとか。ちょっと面白いですね。観光客も多いですし、落し物も多いせいでしょうか。
ちなみにこのような姿のお地蔵さんは10体くらい(もっとかも?)いて、探して回るのもちょっと楽しかったです。
宮島水族館
せっかく宮島に来たんだから、水族館もいっておくか、ということになり訪れました。規模はそこまで大きくないながらも、スナメリが見れたり、アシカショーもやっています。
上は牡蠣の養殖の様子です。広島といえば、牡蠣ですからね。美味しそうです。
ただ、海遊館や名古屋港水族館など大きな水族館を知っている人からすれば、大した水族館ではないので、お子さんを連れて行くと喜ぶ、といった程度ではないでしょうか。
楽しく美しく、美味しい、「宮島」観光でした
そんな感じで小さくも美しく盛りだくさんでとても良い思い出となった宮島観光でした。ちなみに昼食に食べた「牡蠣屋」の牡蠣もものすごく美味しくて本当に満足です。写真を撮りそびれてしまったのですが、宮島ではやはり本場の牡蠣料理を食べておくと、幸せになれると思います笑
あとやっぱり、晴れがいいですね。
原爆ドームと広島平和記念館
広島の中心地はとても栄えていて、正直大都市です。しかしながら、広島には悲しい歴史がありますよね。楽しいものばかりでなく、知っておいたほうがいいと思ったので、そちらの側面のものも見てきました。
原爆ドーム
負の世界遺産とされる原爆ドーム。原爆ドーム周辺には、様々な原爆に関連するものが置かれていました。
広島平和記念館
広島平和記念館は主に原爆投下後の広島について多くの物的資料や写真などが展示されています。
この記念館内は人が多すぎて、写真がほぼ取れませんでしたので、一枚だけ載せておきます。写真を載せて私が何か書くよりも、行って見るほうがいいとも思うので。
これは原爆が投下された際の火球の大きさを赤い球で示したものです。この火球は直径約280m、この範囲にいた人間は即死だそうです。恐ろしい兵器です。この小さなジオラマに浮かぶ赤い球体の大きさからも、その恐ろしさが伝わってきます。
原子爆弾は、投下から43秒後、地上約600メートルの上空で目もくらむ閃光を放って炸裂し、小型の太陽ともいえる灼熱の火球を作りました。火球の中心温度は摂氏100万度を超え、1秒後には最大直径280メートルの大きさとなり、爆心地周辺の地表面の温度は3,000~4,000度にも達しました。
広島の美しい自然「三段峡」
最後に、広島の市街地よりも北のほうの山中にある、美しい峡谷を見に行きました。その名も三段峡。
広島は海だけでなく、山も美しく、本当に見所のある県だなと思いました。
こちらでは、川に沿った美しく癒される森の道をハイキングしました。
お盆時期で暑い日だったのですが、森の中は涼しく、森林浴に来ているような感じでした。
が、ハイキングコースはそれなりにボリュームがありますので、しっかりとした運動靴で臨みましょう。
上の写真のような大きな岩の間を渡し船で渡ります。本旅行3度目の乗船です笑。
いかがだったでしょうか
これにて広島旅行のレポートは終了です。いかがだったでしょうか?
個人的には宮島と三段峡がとても印象に残っています。私は基本的に「自然」の風景などが好きで、人の手の加わっているものにあまり興味がないのですが、宮島の厳島神社は良かったです。特に引き潮の瞬間を目の当たりにした時は、来てよかったと思えた瞬間でした。
ちなみに帰路はずっと中国自動車道で関西まで走ったのですが、高速道路とは思えないアップダウンとカーブの連続で、なかなか面白かったです。
あ、広島焼きも食べましたよ!関西のお好み焼きより正直美味しかったです。
牡蠣好きにはたまらないですね、広島は!牡蠣食いツーリングに行きたいなあ