【バイク用品】手の防寒にハンドルカバーは危険!?

   2017/10/19

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寒ければハンドルカバーつければいいじゃない!?

冬のツーリング、寒いですよね。

個人的に手が一番寒い。私の乗っているYZF-R6なんかは、カウルの防風性能で、足とかの寒さは案外ましだったりします。そう、最も辛いのはハンドルを握っている手なのです。

手は常に走行風を受け続けます。ハンドルは常に握る必要があるので手(特に右手)は体温を奪われ続け、冷え続けます。少し前に、走行時の体感速度についての記事を書きましたが、手の冷えは痛いし、感覚がなくなると運転も危険ですよね。

じゃあ、走行風を防げばいいじゃない!?

そう、ハンドルカバーをつければいいんじゃない!?

「見た目がダサくなる」とかそういったデメリットはありましたが、手が冷えることが何より死活問題だったため、見た目より快適さを優先することに。さあ、思い立ったが吉日です。早速Amazonでハンドルカバーを吟味、ネットで評判を確認して購入しました。

結果的に、ハンドルカバーは大失敗だったのです。

危険!ハンドルカバーは手の出し入れがしにくく、とっさにハンドル操作ができない

コミネ(KOMINE)ネオプレーン ハンドルウォーマーを購入

実際に購入したのはコミネのハンドルカバー(以下の商品です)

この商品、アップハンドル(バーハンドル)バイクのハンドルでは問題なく装着できるようです。

あと、もちろん原付(アンダーボーンタイプ)のハンドルにもバッチリ装着できます。PCX125やJOG50などに装着してみましたがむしろそっちが対象ですね。

KSRに結構かっこよく装着されている方もいました。

これを見て、私もカッコよくあったかくなりたい!と思ったわけです。そして、購入。

そして実際に装着してみた。

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普通に装着できているんじゃないか!?と思われたかもしれません。でも、この時点で様々な問題を抱えていました。

グローブをしたまま手の出し入れができないので、入口をハサミで切ってみた

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問題の一つに、手の出し入れができないというものがありました。

購入時の状態は上の写真の左。こんな小さな入口では、ごついプロテクター付きのウィンターグローブをはめたまま手を入れることができません。ハンドルカバーの中に手を入れられない=バイクの操作ができないなので、大変危険ですよね。

じゃあ、入口を広げればいいじゃない!?

私は布切りばさみを持ち出し、入口の周りを切り落としました。

これが上の写真の右です。

さて、一見これで問題は解決したかのように見えます。しかし、結局これでも手の出し入れのしにくさは大して解消されていませんでした・・。

ハンドル周りがゴツすぎて全然おさまらない

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そう、YZF-R6のハンドル周りはゴツゴツしていて、コミネのハンドルカバーには収まりきらなかったのです。

写真を見ていただければわかるように、どんなに頑張ってもハンドル全体を覆うことはできませんでした。この状態では、スイッチ類(ウィンカーなど)にアクセスできず、走行は現実的ではありません。

また、ハンドル位置の特に低いセパハンだと、ハンドルカバーがタンクや周りに干渉して、ステアリングが操作しにくくなります。セパハンバイクにはあまりハンドルカバーは向かないかも・・・

と思ったらこんな人が(下の記事:CBR1000RRにハンドルカバー)

私の技術がだめなのかR6がだめなのか?セパハンバイクでも不可能というわけではないようです。

ハンドルを高頻度で握ったり離したりする私にはハンドルカバーは無理だった

個人的に最も問題だったのは、私は走行中かなりの頻度でハンドルを握ったり離したりするのです。そうなると、何度も何度もハンドルカバーの中に手を通す必要が有ります。

ずっとハンドルカバーの中に手を入れたまま、ほとんどハンドルから手を離さない人であれば少しぐらいパツパツでも頑張れば使えるかもしれません。

私は、ヘルメットのシールドをかなり頻繁に開け閉めするため、ハンドルから手を放します。また、下り坂では両手を離してストレッチをしたり、渋滞や市街地では左手はハンドルから離れていることが多いです。これは、R6の前傾姿勢により腰が痛くなることを防ぐためです。

しかし、もちろん、交差点の右左折や横断報道付近、信号付近ではブレーキを握る必要があるので、クラッチを操作するためにとっさに左手を握ることもあります。そんなとき、ハンドルカバーは迅速にハンドルを握る妨げになります。

これらの理由から私にはYZF-R6に無理やりパツパツに付けたハンドルカバーを装着するのは危険だという結論に至りました。

どうしてもハンドルカバーしたい人は、大きいやつを使え!

今回問題となった原因としては、コミネのハンドルカバーが小さかったということも挙げられます。どっちみち、ハンドル周りにカバーをすることは危険だと感じたので、私は今後使うつもりはありません。

しかし、アップハンドルのバイクでしたら、大きいハンドルカバーでしたら手の出し入れがしやすく、危険度も下がるのではないかと思います。

そんなわけで、次の商品をご紹介。

ゴールドウイン(GOLDWIN) ハンドルカバー 防水ナイロン+ウレタン+ベルポーレン

全体的に大きくて、手の出し入れがしやすい。走行風で形が変形しないように中に「芯」が通っている。しっかりとしたバイク向けのハンドルカバーです。

実は、友人がこの商品を装着して使用している感想を聞いています。手の出し入れは当然ハンドルカバーなしの時と比較しては面倒ですが、まあ許せる範囲とのこと。ただ、一度ひやっとした経験があったと伺っています。低速走行時にシールドを閉めようと手を離していたところ、前から歩行者が歩いてきたため、とっさにブレーキをかけようとした時、ハンドルカバーに咄嗟に手を入れることができなかったそうです。その時はレバーが握れず、ハンドルカバーの上から無理やりブレーキを握り事なきを得たということです。

ちなみにゴールドウィンのハンドルカバーを装着した友人のバイクの写真は下のものです。SDIM1909

ちなみに、この写真は大台ケ原ドライブウェイをツーリングした時の写真です。ツーリングのレポートは以下より。

アップハンドル(バーハンドル)バイクだと危険度はマシかも

アップハンドル(バーハンドル)だと、ハンドルカバーの手の入り口は上の方にあります。セパレートハンドルのバイクと比較すると手の出し入れがしやすいでしょう。

またハンドルが高い位置にあるために、ハンドルカバーが周りと干渉して引っかかったりすることも起こりにくいでしょう。

セパハンバイクのように頻繁にハンドルから手を離すこともないと思いますので、その点でもハンドルカバーを着けやすいと思います。

ハンドルカバーは事故に繋がる可能性があるので注意

もし咄嗟にバイクを操作する必要があるとき、ハンドルカバーに手を入れることに失敗すると、事故になります。これは、ハンドルカバーを装着しているとブレーキやクラッチを瞬時に操作することができないためです。

ハンドルカバーを装着しているときは、特に走行中は常にハンドルを握っているようにしましょう。

結論

個人的な意見としては、「ハンドルカバーは危険」という結論に至りました。やはりハンドルへのアクセス性を妨げるということは、事故のリスクを高めると思うためです。

しかし、また一方でハンドルカバーは手の冷えに対して絶大な効果があることも事実です。

その辺り、メリット、デメリットをしっかり把握した上で、自己責任にてハンドルカバーの利用するか否かを考えられると良いでしょう。

記事のタイトルに「寒ければ我慢すればいいじゃない」と書きましたが、我慢にも限度がありますよね笑。ハンドルカバーは危険かもしれませんが、それ以外にも「手」の防寒対策はあります。例えば電熱グローブやグリップヒーターなど。そちらを検討されるのもいいでしょう。

ちなみに、私のコミネのハンドルカバーは今は母の原付についています


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